D0500100

生物化学1

Biological Chemistry 1

開講部

工学部

開講学科

応用化学科

開講学年

2年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択必修

系列区分

専門

講義区分

講義
教授山下光雄この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

生体中の機能をよりよく理解するためには、生命現象を営む生体が、どのような成分で構成されているかについて化学的見地から基礎を学び、体内で起きている化学的・物理的変化を学習する際に役立つ知識を得る必要がある。ここでは、糖質、脂質、タンパク質、核酸などの生体の重要な成分を中心に学び、生命現象をよく理解出来るような学力をつける。

達成目標

1.生命科学を学ぶための重要な基礎になる、生体成分の詳細を把握する。
2.生体成分の化学反応の知識を習得する。
3.生命現象がよく理解できるような基礎を習得する。

授業計画

1.細胞 原核細胞、真核細胞、生体分子、生化学反応、遺伝情報
2.水とエネルギー 生命の触媒、自由エネルギー、ATP
3.アミノ酸 アミノ酸の分類、構造と機能
4.タンパク質 ペプチド、タンパク質の構造と機能
5.酵素(1) 酵素の分類と性質、反応速度
6.酵素(2) 触媒機構
7.酵素(3) 活性の調節
8.糖質(1) 糖質の分類と成分
9.糖質(2) オリゴ糖と多糖
10.脂質 脂質の分類と成分
11.膜 膜構造
12.核酸(1) 核酸の成分、ヌクレオチド
13.核酸(2) DNA、RNA
14.核酸(3) ウィルス、組換えDNA
15.定期試験

評価方法と基準

小試験20%、期末試験80%で評価する。60%以上を合格とする。

教科書・参考書

マッキー生化学 分子から解き明かす生命 第3版
Trudy McKee、James R. McKee  市川厚 監修、福岡伸一 監訳 (化学同人)

履修前の準備

特に有機化学や物理化学の基礎をよく復習しておくことが重要である。

学習・教育目標との対応

1.(B)無機化学,有機化学,物理化学,分析化学,生物化学,化学工学,高分子化学,材料化学等の応用化学の基礎知識と,その応用能力.

オフィスアワー

大宮校舎の講義後1時間と豊洲校舎では授業時間と会議以外はいつでもよい。

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Mar 28 07:46:20 JST 2013