D0380800

化学工学実験

Laboratory Course of Chemical Engineering

開講部

工学部

開講学科

応用化学科

開講学年

3年次

開講時期

前期

単位数

1

単位区分

必修

系列区分

専門

講義区分

実験
准教授吉見靖男この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

化学工学系講義で扱ったプロセスについて実験およびデータ解析を行い、単位操作、移動速度論に関して深く理解する。

達成目標

1.各種化学プロセスの原理について理解し、簡潔かつ正確に説明できる。
2.適切な物質・エネルギー・運動量の収支式を組み立て、計算できる。
3.実験結果を正確かつ簡潔な日本語で報告し、議論できる。

授業計画

液滴生成
・液滴半径の大きさと生成操作条件の関係を無次元解析する。
透析
・中空糸膜モジュールで透析し、膜内拡散透過速度を解析する。相間物質移動について理解する。
充填層および流動層
・粒子の充填層または流動層における、流体の流速と圧損失の関係を調べる。粉体の流動について理解する。
乾燥
・温度と質量をモニターしながら乾燥し、乾燥速度を算出する。乾燥速度から水および熱の移動速度を解析する。
シミュレーション
・化学プロセスの設計について学ぶ。
プレゼンテーション
・第一回目の実験の結果や問題点について他の実験者の前で口頭発表する。

評価方法と基準

口頭試問30%、実験報告書70%の割合で評価(ともに100点満点)。60点以上を合格とする。
それぞれの教育目標に対する割合は、E:20%、F:80%、

教科書・参考書

教科書:オリジナルのもの
参考書:C.J. Geankoplis:"Transport Process and Separation Process Principles", Prentice Hall
実験記録用ノート:NGB Co."LABORATORY NOTEBOOK"

履修前の準備

化学工学1、2および物理化学1、2を履修すべし
上記に指定された実験記録用ノートを各自購入すること

学習・教育目標との対応

1.(E)主体的に知的活動を行い,計画的に学習できる能力.
2.(F)基礎的な化学実験技術の保有と,それを利用して問題を解決する能力.

オフィスアワー

研究室にて質問を受け付ける。ただし事前にアポイントを要する。

環境との関連

環境教育科目 (環境教育割合30%)

最終更新 : Thu Sep 20 07:44:50 JST 2012