総合化学実験 |
Laboratory Course of Applied Chemistry |
開講部 | 工学部 |
開講学科 | 応用化学科 |
開講学年 | 3年次 |
開講時期 | 後期 |
単位数 | 3 |
単位区分 | 必修 |
系列区分 | 専門 |
講義区分 | 実験 |
1. | 応用化学の各種分野における実験技術を修得する。 |
2. | 応用化学の各種分野における個々の操作の関連を理解し,システムとしての考え方を修得する. |
電気化学(担当:今林) ・血糖値センサーの原理やバイオセンサーの基礎について、酸化還元酵素を用いた簡単な実験を通じて学習する。 | |
有機化合物の合成と構造解析(担当:) | |
有機化合物の合成と同定(担当:友田) ・有機化合物の合成実験を行い、その生成物を核磁気共鳴分析、質量分析とフーリェ変換赤外分光スペクトルなどの分析機器を用いて実際に分析し、得られたデータを基に有機化合物を同定する。 | |
固体化学(担当:大田) ・金属酸化物を試料とし、高温において固相反応を行う。生成物をX線回析分析により同定し、固相反応の反応過程を理解する。 | |
バイオエレクトロニクス(担当:吉見) ・分子認識高分子を利用したバイオセンサを試作し原理を学ぶ。またはアメフラシ神経の膜電位を測定し、神経の情報処理の基礎を学ぶ。 | |
分析化学(担当:正留) ・銅イオンセンサを用いて未知試料中の銅イオンを検量線法、標準添加法、Grans'plot法により定量する。 ・吸光光度法によりpH指示薬の酸解離定数を測定し、酸解離平衡の解析法を学ぶ。 | |
生体高分子化学(担当:山下) ・タンパク質合成、分離、精製、活性測定、特徴付けを行い、反応や取り扱いを学ぶ。 | |
プロセス設計(担当:野村) ・簡単な分離プロセスを操作し、その設計概念を学ぶ。 | |
ゾルゲル法による金属酸化物の合成(担当:大石) ・溶液中の化学反応を利用して金属酸化物を合成する方法について学ぶ。合成条件の違いによる生成物の違いを調べる。 | |
タンパク質の発現とその定性定量分析(濱崎) ・蛍光性タンパク質の遺伝子を形質転換により大腸菌の細胞に導入し、その発現量を蛍光スペクトルにより定性および定量的に分析する。 | |
高分子の合成と構造解析(担当:永) ・ラジカル重合により高分子を合成し、NMRによる構造解析とモノマー反応について学習する。 |
1. | (E)主体的に知的活動を行い,計画的に学習できる能力. |
2. | (F)基礎的な化学実験技術の保有と,それを利用して問題を解決する能力. |
・ | 各担当教員のオフィスアワー。 |