E0032200

電気回路2

Electric Circuits 2

開講部

工学部

開講学科

電気工学科

開講学年

1年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

必修

系列区分

専門

講義区分

講義
教授入倉隆この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

電気回路は電気磁気学とともに、電気工学を学ぶ者にとっては重要な基礎科目の一つである。電気回路2では、電気回路1に引き続いて交流回路の以下の基礎的事項について学ぶ。
(1)相互インダクタンス回路
(2)三相交流回路
(3)ひずみ波交流
(4)四端子回路網

達成目標

1.相互インダクタンス回路の仕組みと回路表現について理解し、説明できる。
2.三相交流回路の表現方法、結線と相互関係及び電力について理解し、解析ができる。
3.ひずみ波交流の表現方法を理解し、それを用いた計算ができる。
4.四端子回路網の各種パラメータの意味について理解し、それを用いた応用ができる。

授業計画

1.相互インダクタンス回路(1) 結合回路のインピーダンス、等価回路
2.相互インダクタンス回路(1) 理想変成器
3.三相交流回路(1) 三相交流の対称起電力
4.三相交流回路(2) 三相回路の結線と相互関係
5.三相交流回路(3) 三相交流回路の電力
6.三相交流回路(4) 不平衡三相回路
7.中間試験
8.ひずみ波交流(1) フーリエ級数によるひずみ波交流の展開
9.ひずみ波交流(2) ひずみ波交流回路の計算
10.ひずみ波交流(3) ひずみ波交流の電力、実効値
11.四端子回路網(1) Yパラメータと並列接続
12.四端子回路網(2) Zパラメータと直列接続
13.四端子回路網(3) Fパラメータと縦続接続
14.四端子回路網(4) 四端子回路網の等価回路
15.期末試験

評価方法と基準

達成目標1及び2は中間試験で評価する。達成目標3および4は期末試験で評価する。
中間試験100点、期末試験100点とし、合計120点以上を合格とする。

教科書・参考書

岩崎久雄、他著「電気回路の講義と演習」(日新出版)

履修前の準備

電気回路1の内容を十分に理解しておくこと

学習・教育目標との対応

1.D1:電気工学の根幹となる電気磁気学および電気回路の基礎理論を理解し,電気現象を説明することができる。

オフィスアワー

授業終了後の昼休み、講師室にて
土曜日の午後、研究室にて

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Mar 28 07:46:37 JST 2013