E0042100

電気回路4

Electric Circuits 4

開講部

工学部

開講学科

電気工学科

開講学年

2年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義
講師齋藤真この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

電気回路は電気磁気学とともに、電気工学を学ぶ者にとっては重要な基礎科目の一つである。電気回路4では、電気回路1、2、3に引き続いて以下の交流回路の基礎事項について学ぶ。
(1)一般線形回路網の計算
(2)二端子対パラメータ
これらは、「電子回路の解析・設計」の基礎となるので、具体的な計算に重きを置き授業を進める。

達成目標

1.閉路電流方程式及び節点電位方程式の意味を理解し、それを用いた回路網解析ができる。
2.テブナン・ノートンの定理等の諸定理を理解し、それを用いた回路網解析ができる。
3.二端子対パラメータの定義および諸特性を理解し、それを用いた回路網解析ができる。

授業計画

1.ガイダンスおよび回路の節点と閉路
2.閉路方程式と節点方程式
3.連立一次方程式の解法(クラーメルの公式)
4.演習(1)
5.相反定理、逆回路と定抵抗回路
6.テブナン・ノートンの定理と補償定理
7.最大電力伝送定理
8.演習(2)
9.二端子対パラメータの定義と相互変換
10.二端子対回路の相互接続
11.二端子対回路の動作量
12.演習(3)
13.二端子対回路の例(フィルタ回路や増幅回路などの理解に向けて)
14.演習(4)
15.期末試験

評価方法と基準

達成目標1は、演習1および期末試験により評価する。達成目標2は、演習2および期末試験により評価する。達成目標3は、演習3,4および期末試験により評価する。
演習20点(5点×4回)+期末試験80点=100点として、60点以上を合格とする。

教科書・参考書

電気学会大学講座 回路基礎理論、オーム社

履修前の準備

電気回路1、2、および3について十分理解しておくこと。

学習・教育目標との対応

1.D1:電気工学の根幹となる電気磁気学および電気回路の基礎理論を理解し,電気現象を説明することができる。

オフィスアワー

授業終了後15分間、大宮校舎非常勤講師室にて。
その他の時間は、豊洲校舎にて随時受け付けます。
(事前にメールにて用件をご連絡ください)

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Mar 28 07:46:39 JST 2013