E0092600

電気回路演習2

Exercise in Electric Circuits 2

開講部

工学部

開講学科

電気工学科

開講学年

1年次

開講時期

後期

単位数

1

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

演習
教授入倉隆この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

電気回路2で学んだ交流回路の基礎的事項について、具体的な問題を解くことにより理解を深め、解析方法について習熟する。選択科目であるができるだけ履修することを勧める。電気回路演習2では、以下の内容を学ぶ。
(1)相互インダクタンス回路
(2)三相交流回路
(3)ひずみ波交流
(4)四端子回路網

達成目標

1.相互インダクタンス回路の仕組みと回路表現について理解し、それを用いた計算ができる。
2.三相交流回路の表現方法、結線と相互関係及び電力について理解し、それを用いた計算ができる。
3.ひずみ波交流の表現方法を理解し、それを用いた計算ができる。
4.四端子回路網の各種パラメータの意味について理解し、それを用いた計算ができる。

授業計画

1.相互インダクタンス回路(1) 結合回路のインピーダンス、等価回路
2.相互インダクタンス回路(1) 理想変成器
3.三相交流回路(1) 三相交流の対称起電力
4.三相交流回路(2) 三相回路の結線と相互関係
5.三相交流回路(3) 三相交流回路の電力
6.三相交流回路(4) 不平衡三相回路
7.中間試験(電気回路2)の解説
8.ひずみ波交流(1) フーリエ級数によるひずみ波交流の展開
9.ひずみ波交流(2) 非正弦波交流回路の計算
10.ひずみ波交流(3) 非正弦波交流の電力、実効値
11.四端子回路網(1) Yパラメータと並列接続
12.四端子回路網(2) Zパラメータと直列接続
13.四端子回路網(3) Fパラメータと縦続接続
14.四端子回路網(4) 二端子対回路の等価回路
15.期末試験(電気回路2)の解説

評価方法と基準

達成目標1は課題提出の1、2により評価する。達成目標2は課題提出3、4、5、6で評価する。達成目標3は課題提出の8、9、10により評価する。達成目標4は課題提出の11、12、13、14により評価する。
課題提出10点×13回=130点として、得点率60%以上を合格とする。

教科書・参考書

岩崎久雄、他著「電気回路の講義と演習」(日新出版)

履修前の準備

電気回路1の内容を十分に理解しておくこと

学習・教育目標との対応

1.D1:電気工学の根幹となる電気磁気学および電気回路の基礎理論を理解し,電気現象を説明することができる。

オフィスアワー

授業終了後の昼休み、講師室にて
土曜日の午後、研究室にて

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Mar 28 07:46:40 JST 2013