E0451400

電気計測

Electric Measurements

開講部

工学部

開講学科

電気工学科

開講学年

2年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義
教授原本賢一この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

概略: 電気計測は、あらゆる電気工学の実験における共通要素である。まずSIを中心とした単位系の成り立ちについて学ぶ。次に各種計器の使用方法、動作原理、適用可能範囲について整理する。本講義では、強電関係の計測を中心に扱う。
一般目標: 計測の基本となる単位や誤差の考え方を理解する。そして,各種測定の目的,方法,使用機器の構造と特徴について習得する。

達成目標

1.計測の単位と誤差の考え方について説明ができる。
2.各種測定の目的について説明できる。
3.各種測定の方法について説明できる。
4.各種測定の使用機器の構造と特徴について説明できる。

授業計画

1.基本単位
・SI単位 ・非SI単位の換算
2.測定値の処理
・有効桁 ・誤差の扱い方
3.各種指示計器の原理
・動作原理 ・構造
4.電圧・電流・抵抗の測定
・分圧器 ・分流器
5.単相電力計
・動作原理 ・構造
6.三相電力計
・動作原理 ・構造
7.電力量計
・動作原理 ・構造
8.不平衡電力の測定
・3相回路 ・対称成分
9.クランプメータ
・動作原理 ・構造
10.同期の検定
・同期の概念 ・同期検定器
11.電位差計
・直流電位差計 ・その動作原理
12.接地抵抗の測定
・接地抵抗測定の必要性 ・測定方法
13.絶縁抵抗の測定
・絶縁抵抗測定の必要性 ・測定方法
14.インダクタンス・静電容量の測定
・各種交流ブリッジ ・その回路構成
15.最終日
・期末試験

評価方法と基準

達成目標(1)〜(4)に関する演習・課題(50%)および期末試験(50%)により評価し,60%以上を合格とする。

教科書・参考書

三好正二『基礎テキスト電気・電子計測』東京電機大学出版局

履修前の準備

(1)電気回路 1・2・3,(2)電気磁気学 1・2 を履修していることが望ましい。

学習・教育目標との対応

1.D3:電気工学の専門分野における理論と技術を学び、これら知識を駆使することにより,与えられた課題を解決することができる。

オフィスアワー

講義終了後
その他の時間帯;要アポイント

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Mar 28 07:46:46 JST 2013