E0480300

電気法規

Electric Regulation

開講部

工学部

開講学科

電気工学科

開講学年

4年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義
准教授藤田吾郎この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

概略: 電気は社会生活に欠かせないものであるが、その使用方法を正しく守り、安全を確保する必要がある。この授業では電気関係の法規、電気事業法の目的と事業規制、電気工作物の保安と技術基準、電気施設の管理などについて学ぶ。
一般目標: 電気事業法の目的と事業規制、電気工作物の保安と技術基準、電気施設の管理などについて理解し説明できる。
受講要件: 電気主任技術者の単位認定に必要な科目をあらかじめ履修のこと

達成目標

1.電気事業法の目的および内容を説明できる。
2.電気設備技術基準の目的および内容を説明できる。
3.関連する諸法規の目的および内容を説明できる。
4.電気工作物の安全維持方法について説明できる。

授業計画

1.電気事業法
・法律の目的 ・電気事業者
2.電気事業
・供給約款と選択約款 ・契約電力
3.電気事業者の電気施設と管理
・各種発電方式 ・新エネルギー
4.電気設備の管理と法規
・電気主任技術者 ・自主保安体体制
5.電気機器の絶縁物と施設管理
・PCBの歴史的経過 ・PCBの処置
6.コージェネレーションと系統連系
・高調波抑制対策ガイドライン ・電圧変動と対策
7.電気用品安全法とPL法
・特定電気用品 ・第三者認証制度
8.電気工事士
・工事可能範囲 ・電気工事業法
9.技術基準と内線規程
・電圧の定義 ・電気設備技術基準の用語
10.接地工事の技術規程
・接地工事の目的と種類 ・避雷器
11.電線路の技術規程
・架空電線路 ・地中電線路
12.配線工事の技術規程
・対地電圧 ・引き込み口開閉器
13.配線工事の技術規程
・金属管工事 ・各種ダクト工事
14.資格と試験
・資格取得方法 ・社会における必要性
15.まとめ
・レポートの総評

評価方法と基準

達成目標(1)〜(4)に関して,毎回講義中にレポートを提示し提出する。その平均点から最終成績を決定し,60点以上を合格とする。

教科書・参考書

教科書:田尻陸夫『絵とき 電気施設管理と法規』オーム社

履修前の準備

電気主任技術者の資格取得に必要な科目の履修を前提とする。環境関連科目である。

学習・教育目標との対応

1.D3:電気工学の専門分野における理論と技術を学び、これら知識を駆使することにより,与えられた課題を解決することができる。

オフィスアワー

火曜日全日
連絡先: gfujita@sic.shibaura-it.ac.jp

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合10%)

最終更新 : Thu Mar 28 07:47:02 JST 2013