E0530500

電気実験4

Electrical Engineering Laboratory 4

開講部

工学部

開講学科

電気工学科

開講学年

3年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

必修

系列区分

専門

講義区分

実験
教授高見弘この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

【授業の概要と目的】
電気工学の基礎理論を実験によってその事象を具体的に把握し、理解を深め、電気工学の基礎能力を養うことを目的とする。各実験テーマを次に示す。
1.半導体ホール効果
2.マイクロコンピュータ
3.サーボシステムの特性
4.シーケンス制御の制御技術
5.電力システムの円線図
6.同期発電機 の特性試験
7.単相サイリスタ整流回路の負荷特性
8.インバータ

達成目標

1.内容を理解し,実験を計画的に遂行できる。
2.測定器の取り扱い方法を理解し,データを正しく取得できる。
3.図,表,グラフおよび適切な文章によって,第三者にも理解しやすいレポートを作成できる。
4.図,表,グラフを用い,実験内容,結果,考察を効果的に発表できる。
5.グループリーダーとして,リーダーシップが発揮できる。

授業計画

1.実験ガイダンス
  ・実験の進め方、報告書の作成方法、実験時の諸注意
2.半導体ホール効果
  ・半導体ホール定数の測定
  ・レポート提出、口答試問
3.マイクロコンピュータ
  ・マイコンによるステッピングモータの制御
  ・レポート提出、口答試問
4.レポートの評価
  ・レポート提出、口答試問
5.サーボシステム
  ・サーボ系の特性測定
  ・レポート提出、口答試問
6.シーケンス制御
  ・シーケンス制御回路
  ・レポート提出、口答試問
7.電力システム
  ・電力円線図
  ・レポート提出、口答試問
8.レポートの評価
  ・レポート提出、口答試問
9.同期発電機
  ・同期発電機の特性試験
  ・レポート提出、口答試問
10.単相サイリスタ整流回路
  ・抵抗と誘導性負荷の試験
  ・レポート提出、口答試問
11.レポートの評価
  ・レポート提出、口答試問
12.インバータ
  ・インバータの実験
  ・レポート提出、口答試問
13.レポートの評価
  ・レポート提出、口答試問
14.レポートの評価
  ・レポート提出、口答試問
15.発表会

評価方法と基準

・各実験テーマについてレポートと口頭試問で評価する。各100点満点
・発表会(1回)を実施し100点満点で評価する。
・各実験テーマおよび発表会の評価平均を成績点とする。
・成績点が60点以上を合格とする。ただし,各実験テーマおよび発表会の評価のうち,
 60点に満たないものが1つ以上ある場合は不合格とする。

教科書・参考書

電気実験3,4(合本)テキスト(芝浦工業大学電気工学科編)

履修前の準備

実験を円滑に進めるために、各自であらかじめ実験前までにテキストに目を通し、実験内容を予習し理解しておくことが必要である。また事前レポート課題に対しては、事前レポートを提出し、事前審査を通らなければ、その日の実験を受けることが出来ない。

学習・教育目標との対応

1.D2:与えられた課題に対して、実験を効率的に計画および遂行し、データを正しく取得する力を身に付け、得られたデータを理解しやすい形式で表現できる。
2.F1:技術的資料や報告書を作成し、効果的に発表・討論できる。
3.H.課題に対して効果的に取り組むために、状況に応じてチームを編成し、自分の役割を担うことができる。

オフィスアワー

実験終了後各担当者が研究室で対応する。

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Mar 28 07:47:07 JST 2013