E0731900

ロボティクス

Robotics

開講部

工学部

開講学科

電気工学科

開講学年

4年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義

下倉健一朗この授業の2008年度のアンケートを参照

授業の概要

この講義では、電気工学、機械工学、情報工学、制御工学などの基礎工学を統合し、システムにまとめあげるロボティクス(ロボット工学)について、ロボットマニピュレータを題材として、ロボットシステム開発に必要な基本知識を要素技術(力学、数学、情報処理etc)、システム化技術(ハード、ソフトの両面から学ぶ。

達成目標

1.ロボットを構成するシステムの構造を理解するとともに、その考え方を自身が携わっている研究に応用して設計・構築等に活用できる。
2.ロボットの基本的なメカニズムを理解するため、数学や機構学などの知識を活用して簡単な応用問題を解くことができる。

授業計画

1.ロボティクスとは?
2.ロボットの運動学(キネマティクス)
3.ロボットの動力学(ダイナミクス)
4.ロボットの制御1(基礎編:フィードバック制御)
5.ロボットの感覚(力覚、触覚、視覚)
6.ロボットの制御2(応用編:感覚器を使った制御)
7.ロボットの制御3(応用編:インピーダンス制御、適応制御)
8.ロボットの軌動制御&情報処理
9.ロボットを動かすコンピュータシステム
10.ロボットの作業1(組立作業)
11.ロボットの作業2(加工作業)
12.ロボットのコミュニケーション
13.ネットワークロボット
14.様々なロボットとそのシステム
15.講義総括/レポート課題説明と取り組み方

評価方法と基準

達成目標1,2ともに期末に出題するレポートにより評価する。60点以上を合格とする。

教科書・参考書

米田完、坪内孝司、大隅久共著「はじめてのロボット創造設計」、講談社サイエンティフィク
参考書
米田完、大隈久、坪内孝司共著「ここが知りたいロボット創造設計」、講談社サイエンティフィク
坪内孝司、大隈久、米田完共著「これならできるロボット創造設計」、講談社サイエンティフィク

履修前の準備

事前に家庭学習を十分行ったうえで、受講のこと。わからないことがあれば、授業中、終了後にどんどん質問してほしい。

学習・教育目標との対応

1.D3:電気工学の専門分野における理論と技術を学び、これら知識を駆使することにより,与えられた課題を解決することができる。

オフィスアワー

電子メールにて質問等は随時受け付ける。メールアドレスは講義の際に周知する。

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Sep 20 07:45:25 JST 2012