F0761400

製作実験2

Practice in Construction 2

開講部

工学部

開講学科

通信工学科

開講学年

1年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

必修

系列区分

専門

講義区分

実験
准教授齋藤敦史この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

 製作実験1で学んだハードウェア,および,ソフトウェアの基礎知識をもとにその応用力を養うために開講された科目です.講義では,製作実験1と同様,2つのグループに分かれ,それぞれにおいてハードウェア実習,および,ソフトウェア実習を行います.
ハードウェア実習では,実際に回路を作製し,その動作確認をするということを通して使用部品に関する知識,オッシロスコープやファンクションジェネレータ,電源等機器の使い方を学びます.
ソフトウェア実習ではプログラムの作成を通して,「プログラミングに必要な基本技術」,「実用的なアルゴリズム」,を中心にC言語を学びます.

達成目標

1.基本的な入出力操作,数値計算・演算,配列操作が,C言語によるプログラミングでできるようになること
2.Windows (Visual Studio Express 2008) 環境でのプログラミング操作に習熟すること.
3.演算増幅回路の設計,試作,評価ができるようになること.

授業計画

1.全体のガイダンス
・実験の進め方
・班分け
2.ソフトウェア実習1:
・Visual Studio Express を用いたC言語プログラミング環境の操作
・プロジェクトの概念
・ファイル入出力
3.ソフトウェア実習2:
配列の扱い方(1)(一次元配列)
4.ソフトウェア実習3:
配列の扱い方(2)(二次元配列)
5.ソフトウェア実習4:
関数呼び出し
6.ソフトウェア実習5:
応用課題(1)行列演算1
7.ソフトウェア実習6:
応用課題(2)行列演算2
8.ハードウェア実習1:
演算増幅器1(反転増幅回路)
9.ハードウェア実習2:
演算増幅器2(非反転増幅回路)
10.ハードウェア実習3:
演算増幅器3(加算回路)
11.ハードウェア実習4:
演算増幅器4(減算回路)
12.ハードウェア実習5:
演算増幅器の応用1
13.ハードウェア実習6:
演算増幅器の応用2
14.学期末試験1
ソフトウェア
15.学期末試験2
ハードウェア

評価方法と基準

3回以上の欠席者は履修放棄と見なします.
ハードウェア実習:作製回路のチェック,レポート,およびに口頭試問.
ソフトウェア実習:各回の課題,および,学期末の試験.
両実習の評価点を基に評価する.

教科書・参考書

配布プリントを用います.

履修前の準備

当日行う事柄について下調べをしてから実習に参加すること.

学習・教育目標との対応

自分の背丈にあった学習法を「ものづくり」を通して体感して頂たい.

オフィスアワー

実験当時の12:00〜13:00をこの時間に充てます.

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合10%)

最終更新 : Thu Mar 28 07:47:13 JST 2013