F0125200

電子回路1及び演習

Electronic Circuits 1 and Exercise

開講部

工学部

開講学科

通信工学科

開講学年

2年次

開講時期

前期

単位数

4

単位区分

選択必修

系列区分

専門

講義区分

講義
教授久保田周治この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

電子回路にはアナログ回路とディジタル回路があるが、本講義ではアナログ回路を中心に扱い、電子回路の構成素子である各種半導体素子について理解するとともに、基本回路となる増幅回路の動作原理及びその解析方法について実用回路例に習熟する。

達成目標

1.電子回路の構成素子である各種半導体素子の特性を理解する。
2.増幅回路の動作原理を理解し、その動作量の解析方法について習熟する。

授業計画

1.電子回路解析の基礎
・電子回路解析のための基礎知識
 ・半導体の種類
2.半導体素子の動作と特性(1)
 ・PN接合
 ・ダイオードの動作原理とその特性
3.半導体素子の動作と特性(2)
 ・バイポーラ・トランジスタの動作原理とその特性
4.半導体素子の動作と特性(3)
 ・バイポーラ・トランジスタの動作原理とその特性
5.半導体素子の動作と特性(4)
 ・電界効果トランジスタ(FET)の動作原理とその特性
6.半導体素子の等価回路(1)
 ・バイポーラ・トランジスタの等価回路
7.半導体素子の等価回路(2)
 ・電界効果トランジスタ(FET)の等価回路
8.中間試験
9.小信号基本増幅回路(1)
・バイポーラ・トランジスタ基本増幅回路
 (バイアス回路)
10.小信号基本増幅回路(2)
・バイポーラ・トランジスタ増幅回路の動作量
(電圧利得、電流利得、電力利得、入出力インピーダンス)
11.小信号基本増幅回路(3)
 ・電界効果トランジスタ(FET)増幅回路のバイアス回路と動作量
(バイアス回路と電圧利得、電力利得、入出力インピーダンス)
12.各種増幅回路(1)
 ・RC結合増幅回路の動作量、周波数特性、高周波増幅回路
13.各種増幅回路(2)
 ・負帰還増幅回路の動作原理及びその効果
14.各種増幅回路(3)
 ・各種負帰還増幅回路の特性
15.期末試験

評価方法と基準

・中間試験(30%)
・期末試験(70%)

教科書・参考書

参考書:藤井信生 著、“アナログ電子回路-集積回路化時代の-”(昭晃堂)

履修前の準備

回路理論の諸定理・法則を習熟

オフィスアワー

講義終了後

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Sep 20 07:45:36 JST 2012