マルチメディアシステム工学2 |
Multimedia Systems Technology 2 |
開講部 | 工学部 |
開講学科 | 通信工学科 |
開講学年 | 3年次 |
開講時期 | 後期 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 選択 |
系列区分 | 専門 |
講義区分 | 講義 |
教授 | 上岡英史 |
1. | CDなどに用いられる線形ディジタルシステム技術を理解する |
2. | 携帯電話、DVDなどに用いられる非線形ディジタルシステム技術を理解する |
1. | 音声、音響信号のディジタル化 ・アナログシステムとディジタルシステムとの比較 ・標本化、量子化、PCM |
2. | コンパクトディスク(CD)システム ・CDのハードウェア構成 ・CDの記録方法、インタリーブ、誤り訂正 |
3. | コンピュータでの音声信号の取り扱い ・Windowsのwavファイル形式 |
4. | 電話音声信号のPCM伝送 ・時分割多重伝送、圧伸、再生中継 |
5. | 画像信号のディジタル化 ・空間周波数の概念 ・静止画の標本化と量子化、動画像の標本化 |
6. | コンピュータでの画像信号の取り扱い ・ビットマップ表現、ベクトル表現、コード表現 |
7. | PCMを基礎とした種々のA/D、D/A方式 ・オーバサンプリング ・ΔΣ変調 (加えて,1.〜7. に関する演習を行う予定) |
8. | マルチメディア信号処理の基本技術1:時間軸上の処理 ・DPCM、ADPCM ・実用システムの例:PHS方式 |
9. | マルチメディア信号処理の基本技術2:周波数軸上の処理 ・離散コサイン変換(DFT) ・変形離散コサイン変換(MDFT) |
10. | 信号処理を伴う音響信号のディジタル伝送 ・MPEGオーディオ符号化、聴覚マスキングの利用 ・品質評価法、オピニオン評価 ・実用システムの例:MDの方式 |
11. | 音声に特化した信号処理によるディジタル伝送 ・CELP、コードブック使用 ・品質評価法、オピニオン等価Q値 ・実用システムの例:携帯電話方式 |
12. | 静止画像のディジタル記録 ・エントロピー符号化、2次元離散コサイン変換 ・実用システムの例:ディジタルカメラ |
13. | 動画像のディジタル伝送と記録 ・動画像のための予測符号化、MPEGビデオ符号化 ・地上ディジタルテレビジョン |
14. | マルチメディアシステムの例 ・DVDシステム、CDに比べどこが進歩したのか ・音響システムへの応用:Super Audio CDとDVD Audio (加えて,8.〜14. に関する演習を行う予定) |
15. | 講義のまとめ |
・ | 火曜日の講義終了後 |