F0835600

計測システム工学

Measurement Systems

開講部

工学部

開講学科

通信工学科

開講学年

3年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択必修

系列区分

専門

講義区分

講義
准教授齋藤敦史この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

我々は、適切な“計測”を行うことによって興味ある対象の状態を知ることができ、その結果を適切に利用することによって対象を制御することができる。本講義では、計測技術、および計測に用いられる回路技術などについて述べ、得られたデータの取り扱い方や解析の方法について解説する。

達成目標

1.測定対象に適した計測系の設計が行える。

授業計画

1.講義の概要説明
(計測システムと構成要素)
2.計測の基礎1
(単位系、電気回路、電子回路の基礎)
3.計測の基礎2
(測定の誤差と精度)
4.計測の基礎3
(最小二乗法,データの補完)
5.計測の基礎4
(回帰分析,相関)
6.計測の基礎5
(分散分析,実験計画法)
7.計測に用いられる回路技術1
(演算増幅器,増幅回路)
8.計測に用いられる回路技術2
(フィルタ.特にアクティブフィルタの設計法)
9.計測に用いられる回路技術3
(A/D変換1)
10.計測に用いられる回路技術3
(A/D変換2)
11.回路シミュレータを用いた回路設計、評価
(アプリケーションの使用法を中心に)
12.回路シミュレータを用いた回路設計、評価
(増幅回路)
13.回路シミュレータを用いた回路設計、評価
(フィルタ回路)
14.回路シミュレータを用いた回路設計、評価
(A/D、D/A変換回路)
15.計測システム例の紹介とその中で利用されている技術の紹介

評価方法と基準

・授業内で与えるレポート(2回.100%)により評価する。
(それぞれのレポートは達成目標1について評価可能な内容とする。)

教科書・参考書

西原主計,山藤和男 著,“計測システム工学の基礎[第2版]”,森北出版

履修前の準備

電気回路,電子回路,および計測工学

オフィスアワー

講義終了後

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Sep 20 07:45:48 JST 2012