G0020300

電磁気学2

Introduction to Electromagnetism 2

開講部

工学部

開講学科

電子工学科

開講学年

1年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

必修

系列区分

専門

講義区分

講義
教授横井秀樹この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

電磁気学は、電気と磁気に関する様々な現象の基本的性質を明らかにし、それらを体系的に理解することを目的とする。電磁気学2では、磁場の中で電流が流れる導線に作用する力や、電流が空間に作る磁場について学ぶ。また、時間的に変化する磁場によって起電力が生じる電磁誘導について学ぶ。さらに、時間的に変化する電場と磁場のふるまいからマクスウェルの方程式を導出し、電磁波について理解する。

達成目標

1.磁場の中で電流が流れる導線に作用する力を導出することができる。
2.伝導電流および変位電流と磁場との関係を記述することができる。
3.電磁誘導の法則を理解し、インダクタンスを計算することができる。
4.マクスウェルの方程式を記述し、波動方程式の解を導出することができる。

授業計画

1.電磁気学2の概要
2.磁場 (1)(電流要素に作用する力)
3.磁場 (2)(荷電粒子の運動)
4.磁場の発生源 (1)(ビオ・サバールの法則)
5.磁場の発生源 (2)(アンペールの法則)
6.磁場の発生源 (3)(ソレノイドにより発生する磁場)
7.磁場の発生源 (4)(磁束)
8.中間試験(範囲は上記1〜7)
9.磁性体
10.ファラデーの法則 (1)(電磁誘導の法則)
11.ファラデーの法則 (2)(レンツの法則)
12.ファラデーの法則 (3)(マクスウェルの方程式)
13.インダクタンス
14.電磁波
15.期末試験(範囲は上記9〜14)

評価方法と基準

達成目標1、2は中間試験、達成目標3、4は期末試験により評価する。
科目の合否は、(小テスト[いずれかの授業で実施]:20点満点)+(中間試験:40点満点)+(期末試験:40点満点)として、総合得点が60点以上を合格とする。

教科書・参考書

教科書:R.A.Serway著、松村博之訳「科学者と技術者のための物理学III 電磁気学」
(学術図書出版社)

履修前の準備

電磁気学1の履修。

学習・教育目標との対応

幅広いエレクトロニクス分野に対応するための基礎科目。

オフィスアワー

大宮校舎での講義日(毎週水曜日)11:45〜12:45に講師室。

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Sep 20 07:46:02 JST 2012