G0040100

電磁気学演習1

Exercise in Electromagnetism 1

開講部

工学部

開講学科

電子工学科

開講学年

1年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

必修

系列区分

専門

講義区分

演習
教授六車仁志この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

 電磁気学に関する以下の問題を解いて理解を深める。毎時限、その日の課題である問題を学生諸君が自ら解き、その後それについての解説を行う。授業の効果を高めるためには必ず予習と復習が必要。

達成目標

1.電磁気学1の範囲(静電気、クーロンの法則、ガウスの法則、荷電粒子、コンデンサ)の問題演習を行うことを通して、この内容を理解する。

授業計画

1.電場
  ・電荷の性質、絶縁体と導体、クーロンの法則
  ・電子および陽子の電荷
2.電場
  ・電気力、電気双極子
  ・重ね合わせの原理
3.電場
  ・連続的に分布する電荷がつくる電場、電気力線
  ・一様な電場における荷電粒子の運動
4.ガウスの法則
  ・電束、帯電した絶縁体へのガウスの法則の適用
  ・静電平衡にある導体
5.電位
  ・電位差と電位、一様な電場における電位差
  ・点電荷による電位とポテンシャルエネルギー
6.電位
  ・連続的に分布する電荷のつくる電位
  ・電位から電場を求める方法
7.中間試験
8.容量および誘電体
  ・容量の定義、容量の計算、
  ・平行板コンデンサー
9.容量および誘電体
  ・円筒形コンデンサー、球形コンデンサー
  ・コンデンサーの接続
10.容量および誘電体
  ・帯電したコンデンサーに蓄えられているエネルギー
  ・誘電体を挟んだコンデンサー
11.電流と抵抗
  ・電池、電流、アンペアの定義
  ・抵抗とオームの法則、抵抗率
12.電流と抵抗
  ・導体の抵抗、抵抗率の温度係数
  ・電気伝導のモデル、ドリフト速度、電流密度
13.直流回路
  ・起電力、端子電圧、負荷抵抗、内部抵抗
  ・直列接続および並列接続した抵抗器
14.直流回路
  ・キルヒホッフの法則
  ・RC回路、コンデンサーの充電放電、時定数
15.期末試験

評価方法と基準

中間試験40%、期末試験40%、講義中の小テスト20%を100点とし、総合得点60点以上を合格とする。なお、評価を受けるためには授業日数の2/3以上の出席が必要である。

教科書・参考書

科学者と技術者のための物理学III電磁気学 学術図書出版社、R.A.Serway著、松村博之訳

履修前の準備

電磁気学1を履修しておくこと。

オフィスアワー

豊洲校舎にいるときであればいつでもよい。

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Mar 28 07:47:43 JST 2013