電磁気学演習２

　電磁気学２に関する以下の問題を解いて理解を深める。毎時限、その日の課程である問題を学生諸君が自ら解き、その後それについての解説を行う。授業の効果を高めるためには必ず予習と復習が必要。

1.	電磁気学２の内容（ファラデーの法則、アンペールの法則、ビオサバールの法則、マクスウェルの方程式、電磁波、インダクタンス）を問題演習を通して理解する。

1.	磁場　　・磁場の定義と性質　　・電流の流れる導体に作用する磁気力
2.	磁場　　・一様な磁場の中でループ電流に作用するトルク　　・磁場における荷電粒子の運動
3.	磁場　　・ホール効果
4.	磁場の発生源　　・ビオサヴァールの法則　　・２本の平行な導線間の磁気力
5.	磁場の発生源　　・アンペールの法則　　・ソレノイドのつくる磁場
6.	磁場の発生源　　・磁気に関するガウスの法則　　・変位電流と一般化したアンペールの法則
7.	中間試験
8.	ファラデーの法則　　・ファラデーの電磁誘導の法則　　・運動起電力
9.	ファラデーの法則　　・レンツの法則　　・誘導起電力と電場
10.	ファラデーの法則　　・ソレノイドに生じる磁場　　・発電機とモーター、渦電流
11.	インダクタンス　　・自己インダクタンス　　・RL回路
12.	インダクタンス　　・磁場のエネルギー、相互インダクタンス　　・LC回路に生じる振動
13.	交流回路　　・交流回路におけるインダクター　　・交流回路におけるコンデンサー　　・直列RLC回路の共振　　・交流回路に供給される電力
14.	電磁波　　・マクスウェルの方程式とヘルツの発見　　・平面電磁波、電磁波が運ぶエネルギー　　・携帯電話
15.	期末試験

中間試験40%、期末試験40%、講義中の小テスト20%を100点満点とし、総合得点60点以上を合格とする。なお評価を受けるためには授業日数の2/3以上の出席が必要。

科学者と技術者のための物理学III電磁気学　学術図書出版社、R.A.Serway著、松村博之訳、

電磁気学１，２、電磁気学演習１を履修しておくこと。

・	豊洲校舎にいるときはいつでもよい。

環境関連科目 (環境教育割合 5%)

最終更新 : Thu Sep 20 07:46:04 JST 2012