G0222500

集積回路工学

Engineering on Integrated Circuits

開講部

工学部

開講学科

電子工学科

開講学年

3年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択必修

系列区分

専門

講義区分

講義
教授上野和良この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

集積回路は、今日いろいろなシステムに用いられ、ユビキタスシステムなど益々用途が拡大しています。一方で、集積回路技術は、材料、回路、化学など、さまざまな分野の技術を集積した先端技術であり、また変化の激しい分野でもあります。本コースでは、集積回路技術の全体像を理解することを目標に、広範囲な集積回路技術のエッセンスを学び、また最新のトピックを学びます。

達成目標

1.集積回路の歴史や種類などの基礎知識の修得。
2.集積回路に用いるCMOSデバイス、製造技術に関する基礎知識の修得。
3.ロジック集積回路の基礎知識の修得。
4.メモリ集積回路に関する基礎知識の修得。
5.集積回路のパッケージ、実装、信頼性に関する基礎知識の修得。

授業計画

1.集積回路の歴史と技術動向
2.集積回路用半導体デバイス:バイポーラトランジスタとMOSトランジスタ
3.MOSダイオードの特性、MOSトランジスタの動作原理と諸特性
4.ディジタル集積回路の基本回路とCMOS回路
5.CMOS回路の特徴と性能(消費電力、スイッチング速度)
6.集積回路の製造技術(1)要素プロセス
7.集積回路の製造技術(2)スループロセス
8.中間試験
9.集積回路の種類と設計フロー
10.CMOS基本ゲート
11.代表的な論理ゲートと論理回路
12.メモリ回路
13.パッケージと実装
14.集積回路の信頼性
15.期末テスト

評価方法と基準

中間試験40%
期末試験40%
レポート20%
合計得点60%以上を合格とします。

教科書・参考書

教科書: 集積回路A、(集積回路B) (荒井英輔)オーム社
参考書: 集積回路工学 (黒木幸令)昭晃堂

履修前の準備

半導体工学、ディジタル電子回路、アナログ電子回路、電子材料、電子物性工学などを履修しておくことが望ましい。

オフィスアワー

授業終了後30分,研究室にて
水〜金 18:00〜,研究室にて

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合 5%)

最終更新 : Thu Mar 28 07:47:50 JST 2013