G0820600

電波法規

Radio Law, Rules & Regulation

開講部

工学部

開講学科

電子工学科

開講学年

4年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義

島田一雄この授業の2008年度のアンケートを参照

授業の概要

 電波法が制定された背景を理解し、陸上無線技術士等の無線従事者に必要な無線局の業務、免許制度、無線設備の技術基準、無線従事者、運用等について学び、電波法令の基本的内容を習得する。

達成目標

1.電波法制定の背景を理解したうえで、無線局の免許手続の手順について条文と対応したフローチャートを書くことができる。(授業計画の1〜7に対応)
2.無線局の構成要素である無線設備及び無線従事者についての規則の内容を理解する。(授業計画の8〜12に対応)
3.無線局の運用、監督、雑則及び罰則の内容を理解する。(授業計画の13〜14に対応)
4.上級の無線従事者国家試験の該当科目の受験準備がスムースに行える実力を養成する。(授業計画の5〜14に対応)

授業計画

1.ガイダンス
  電気通信サービスの現状と動向、電気通信関係の法令、法令用語の基礎知識
2.電波法総論(1)
  通信メディアの歴史、電波の性質と用途
3.電波法総論(2)
  電波関係の法令体系、電波法の目的、用語、無線通信業務の分類、無線局の種別
4.無線局の免許(1)
  無線局の開設の要件
5.無線局の免許(2)                        Short test 1 実施
  各種無線局の実例
6.無線局の免許(3)                        Short test 2 実施
  免許手続き、包括免許
7.無線設備(1)                           Report 1 提出
  無線設備の定義、分類、技術基準
8.無線設備(2)                          Short test 3 実施
  無線設備の通則的条件
9.無線設備(3)                         Short test 4 実施
  電波の質、空中線電力、送信設備、受信設備
10.無線従事者(1)                         Short test 5 実施
  無線従事者資格制度、資格の区分と操作範囲
11.無線従事者(2)                         Short test 6 実施
  資格取得の要件、国家試験の概要
12.運用
13.監督                               Short test 7 実施
14.雑則、罰則                          Short test 8 実施
15.期末試験(選択式、ウエイト 4〜6:40%、7〜11:30%、12〜14:30%)資料参照不可

評価方法と基準

達成目標1はShort test1〜Short test2とReport1、達成目標2及び達成目標3はShort test3〜Short test8、達成目標4は期末試験で評価する。なお、Short test1〜Short test8は資料参照可とする。
 総合した科目の合否は、(Report1:4点満点)+(Short test1〜Short test8:各2点満点の計16点)+(期末試験:80点満点)として、総合得点が60点以上を合格とする。

教科書・参考書

配布プリント及び電波法、電波法施行規則、無線局免許手続規則、無線設備規則、無線従事者規則(各法令は、常にアップデートされているので、インターネットで総務省の法令データ提供システム:http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxsearch.cgiから最新のものを各自ダウンロード、印刷し、持参すること)

履修前の準備

「無線機器」の履修が望ましい

オフィスアワー

火曜日講義終了後書記センターにて

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Sep 20 07:46:21 JST 2012