G0850300

電子工学コース実験1

Experiments in Electronic Engineering Course 1

開講部

工学部

開講学科

電子工学科

開講学年

3年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

必修

系列区分

専門

講義区分

実験
准教授山口正樹この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

電気回路,電磁気学,電子回路,電子材料,電子物性などの講義で学んだ基礎的な内容について,実験を通して理解を深めるとともに,今後必要となる実験法やプレゼンテーション,レポート作成力などを身に付けます.また,より専門的な物性デバイス分野ならびに知能情報回路分野の基礎となる知識を身に付けます.

達成目標

1.パラメータ設定などの実験法を身に付ける.
2.各専門分野において共通となる基礎知識を身に付ける.
3.プレゼンテーションならびにレポートを作成する力を身に付ける.

授業計画

1.ガイダンス
 電子工学コース実験1の履修上の注意
事前説明(1)およびレポート作製法の指導

電子工学コース実験1・2では,別途指定された予定表に従って,下記テーマを実施していきます.

 1.演算増幅器
 2.A/D・D/A変換器
 3.電子材料のヒステリシス(磁性体)
 4.電子材料のヒステリシス(強誘電体)
 5.変復調回路の特性(振幅変調)
 6.変復調回路の特性(周波数変調)
 7.LED・LD・光学フィルタの分光特性,受光素子の特性の測定
 8.レーザ,光学素子の偏光特性の測定
C1.MOS構造の形成と特性評価(デバイス系)
C2.液晶セルの作成と評価(デバイス系)
C3.分布定数線路の実験(回路系)
C4.生体電気信号増幅器(回路系)
2.実験(1)
3.レポート評価・質疑応答(1)
事前説明(2)
4.実験(2)
5.レポート評価・質疑応答(2)
事前説明(3)
6.実験(3)
7.レポート評価・質疑応答(3)
事前説明(4)
8.実験(4)
9.レポート評価・質疑応答(4)
事前説明(5)
10.実験(5)
11.レポート評価・質疑応答(5)
事前説明(6)
12.実験(6)
13.レポート評価・質疑応答(6)
14.プレゼンテーション(1)
15.プレゼンテーション(2)

評価方法と基準

レポート未受領のテーマがある場合やプレゼンテーションの不合格,およびレポートにおける『剽窃』や『データ操作』などの不正行為を行った者は,本科目の評価を行わない.

各実験を実施した上で,期限内のレポート受領および記載内容の理解度(80%),プレゼンテーション(20%)について評価し,合計得点率60%をもって合格とする.

教科書・参考書

電子工学コース実験1・2テキスト

履修前の準備

電気回路1〜3,電気回路演習1〜2,電磁気学1〜3,電磁気学演習1〜2,アナログ電子回路,ディジタル電子回路,制御工学,電子材料,電子物性工学1〜2,電子工学基礎実習,電子工学基礎実験の各科目が履修済みであること.

学習・教育目標との対応

豊かな教養を持ち,広い視点から物事を考え理解する基礎的能力を身に付ける.
課題を解決するために実験を計画・遂行し,解析・考察・報告する能力を身に付ける.
専門的課題について,自ら情報を収集し,自らの能力で計画的に解決し,さらに探求して発展的な課題を発見する能力を身に付ける.
与えられた課題について,与えられた条件下で他者と協力し,計画的に解決する能力を身に付ける.
電子工学を利用して総合的に物事を見通す能力を身に付ける.
自らの意見を論理的に記述および説明し,他者と討論かつ意思疎通ができる能力を身に付ける.

オフィスアワー

実験終了後30分

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Sep 20 07:46:23 JST 2012