G0867700

電子工学ゼミナール

Electronic Engineering Seminar

開講部

工学部

開講学科

電子工学科

開講学年

3年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

必修

系列区分

専門

講義区分

講義
電子工学科全教員

授業の概要

 現在、電子工学科には下記の研究室があり、学生の希望にしたがって全員を各研究室の教員に配属し、その教員の指導のもとにゼミナールを行なう。「電子工学ゼミナール」は4年次開講の卒業研究の準備段階に位置づけられるもので、研究の背景や問題点を把握し、卒業研究を実りあるものにすることを目的とする。各研究室の研究分野は、「卒業研究」を参照のこと。

達成目標

1.卒業研究への準備を十分なものにし、卒業研究への実力を養う。

授業計画

○高周波電子回路研究室(仮):杉山 克己  
  デジタル信号処理のプログラミング基礎学習、高周波回路(送信機)の製作、ソフトウェア無線に関する論文輪読
○ナノエレクトロニクス研究室:上野 和良
  ナノエレクトロニクス、ナノ集積デバイスに関する分野に関して、技術動向や課題を調査し(文献,企業,研究機関訪問等)、文献の輪講,調査結果の発表,議論を行い,報告書を作成する。
○複合情報システム研究室:南 正輝
  位置情報システムやセンサネットワーク等、情報通信技術を応用した計測システムや,ユビキタスコンピューティング全般についての論文輪講などを行う。
○電子機械システム研究室:小池 義和
  圧電効果を用いたアクチュエータ,センサに関する文献購読行う。また,圧電デバイス用回路を作成,測定機器の取り扱いについて実習を行う。
○生体電子工学研究室:小林 孝和
  生体機能に関する英語文献輪講、および生体信号計測のための電子回路の製作、生体関連トピックスの調査発表、研究機関の見学等を行なう。
○生命電子情報研究室:六車 仁志
  生命電子情報工学とは、バイオエレクトロニクスの日本語に当てはまる言葉であ る。
  生物の持つ優れた機能を利用あるいは模倣することにより、高性能バイオデバイスあるいはシステムの開発を行なっている。上記内容に関しての勉強会および見学会を行なう。
○集積光デバイス研究室:横井 秀樹
  導波路形光素子に関する書籍・論文購読、及び光学部品の取り扱い法を実習する。
○光電応用研究室:本間 哲哉
  光学薄膜に関する文献購読、および光学部品の取り扱い方法を実習する。
企業・研究機関を訪問し、最先端技術に触れる。
○機能電子回路研究室:須藤 俊夫
  デジタル回路、アナログ回路の回路解析、電磁界シュミレーション、回路からの電磁波制御に関する分野。文献購読を行い、先端技術を学ぶ。
○機能材料工学研究室:山口 正樹
  電子物性論などの基礎知識を養うためのゼミと、不揮発性メモリ材料に関する文献講読、および評価法について実習を行う。
○電子デバイス研究室:長友 隆男
  光・電気相互変換、増幅作用を担う機能性材料の物性(ナノ構造を含む)、および電子デバイスに関連する分野について、学生自らが調査し、現状や問題点について報告を行ない、議論する。

評価方法と基準

各指導教員が、課題に取組む姿勢(50%),レポート等(50%)で評価する。

教科書・参考書

各指導教員の指示に従う。

履修前の準備

3年次前期までの主要科目の履修が必須。

学習・教育目標との対応

各研究室の教員の指導のもとにゼミナールを通して、
研究の手法や最先端技術に触れ、卒業研究につなげる。

オフィスアワー

各教員の指示に従う。

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Mar 28 07:48:05 JST 2013