G0880000

卒業研究

Graduation Thesis

開講部

工学部

開講学科

電子工学科

開講学年

4年次

開講時期

通年

単位数

4

単位区分

必修

系列区分

専門

講義区分

卒研
電子工学科全教員

授業の概要

(授業の概要と目的)
  卒業研究は、学生の希望に従って全員を各研究室の教員に配属し、その教員の指導のもとに特定の研究課題について、学生が主体的に取り組むものである。3年次までに学んだことを基礎に、問題提起からそれを解決する方法や手段、研究成果などについて、研究室や学科での発表会を通じて討論し、研究・技術開発手法の基礎を学ぶことを目的とする。各教員の現在の研究分野は下記の通りである。

達成目標

1.日頃の研究開発活動を通して、その内容を深め、その成果を卒業論文としてまとめる。

授業計画

○ナノエレクトロニクス研究室:上野 和良
ナノ集積デバイスの材料,プロセス,デバイス,信頼性に関する分野。新機能集積デバイや応用に関する分野。(外部ストレスによるナノスケールの絶縁膜,金属,半導体の構造・物性変
化,制御の研究や,カーボンナノチューブ等の新素材を用いたデバイスの研究)
○複合情報システム研究室:南 正輝
  ユビキタスコンピューティングを主テーマとし、特に位置情報システムやセンサネットワーク等、
  実空間指向の情報通信システムに関する分野。
○システム解析研究室:大橋 正明
  音響を用いた金属中の歪および歪エネルギーの計測法とその数値解析に関する分野。
○電子機械システム研究室:小池 義和
  圧電効果を用いた微小アクチュエータ,センサのデバイス及びシステムの
設計,制御に関する分野
○生体電子工学研究室:小林 孝和
  生体膜の電気的性質、筋収縮の化学-力学エネルギー変換、筋収縮のX線回折、単一心筋細胞の収縮機能の解析、瞳孔制御系の解析等に関する分野。
○生命情報電子研究室:六車 仁志
  生命情報電子工学は、バイオエレクトロニクスの日本語に当てはまる言葉である。生物の持つ優れた機能をエレクトロニクスに応用しようとする研究分野である。当研究室では、生物の優れた機能を利用あるいは模倣することにより、高機能バイオデバイスあるいはシステムの開発を行なっている。
○集積光デバイス研究室:横井 秀樹
  光エレクトロニクス,導波路形光素子及び製作プロセスに関する分野。
○光電応用研究室:本間 哲哉
  光エレクトロニクス、薄膜光導波型デバイス、及び集積回路用材料・プロセスに関する分野。
  シリカガラス材料・有用金属のリサイクルと応用に関する分野。
○電波応用研究室:山田 博昭
  電子回路の応用および実物を見るのと同じように、視点の移動により見えかたの変わる移動スクリーン法ならびに動画ホログラフィ法を用いた三次元ディスプレイに関する分野。
○機能材料工学研究室:山口 正樹
  不揮発性メモリ用の機能材料およびプロセスに関する分野。マイクロエレクトロメカニカル
システム応用に関する分野。
○電子デバイス研究室:長友 隆男
  光・電気相互変換、増幅作用を担う機能性材料の物性(ナノ構造を含む)、および電子デバイスに関する分野。
○機能電子回路研究室:須藤 俊夫
  デジタル回路、アナログ回路の回路解析、電磁界シュミレーション、回路からの電磁波制御に関する分野。

評価方法と基準

各指導教員の評価と中間・最終発表審査によって評価する。各指導教員評価(40%),中間発表(20%),最終発表(40%)で評価し、合計得点率が60%以上を合格とする。

教科書・参考書

各指導教員の指示に従う。

履修前の準備

電子工学科卒業に必要な単位数を取得していることが望ましい。

オフィスアワー

各指導教員の指示に従う。

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合 5%)

最終更新 : Sat Apr 03 01:26:42 JST 2010