H0620800

土木の歴史

History of Civil Engineering in Japan

開講部

工学部

開講学科

土木工学科

開講学年

1年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義

尾田栄章この授業の2010年度のアンケートを参照

授業の概要

(授業の概要と目的)
今、私達が生きている日本の国土は我々の先人が数千年の年月をかけて造り遺してくれたもの。この国土が如何に形成されて来たのかを共に考えたい。そこには日本人の叡智がこめられている。
うれしいことに、日本の国土形成には「土木」が大きな役割を演じている。
土木の歴史を学ぶことは過去を通じて現在を考えること。更には未来について考えることでもある。
是非、積極的に一緒に考え、取り組んで貰えると幸いである。

(到達目標)
「土木」が国土管理、現代の経済・社会生活を成り立たせる基礎を為していることを正しく理解できるようにして、これからの4年間の大学生活を自信を持って過ごせるようにすること。

達成目標

1.「土木」が国土管理、現代の経済・社会生活を成り立たせる基礎を為していることを、歴史を通じて正しく理解できるようにすること。
2.土木技術者として一生涯を貫ける確固たる自信を涵養すること。
3.海外において日本人として誇りを持って活躍できる素地を養うこと

授業計画

1.歴史とは?
  ・「歴史」を学ぶこととは?
  ・なぜ「土木の歴史」を学ぶのか
2.人の活動を支えるもの
  ・土地、水、エネルギー、そして環境
3.水とは?
  ・「水とWater」、「WaterとWater Resources」
4.四大文明と水
5.日本の水
  ・日本は本当に水が豊富か
6.土地とは?
  ・土地の利便性とは?
  ・交通体系
7.エネルギーとは?
8.土地と水
  ・土地を造る水
9.エネルギーと水
  ・エネルギー開発の歴史
10.国土管理とは?
  ・国土管理の歴史
  ・官と民
11.統治の体系ー中央と地方の関係
  ・地方分権論、ナショナルミニマムとの関連
12.都市と農村
  ・都市の発達史
13.世界と日本
  ・世界の土木の歴史と日本の土木
  ・アジアにおける日本
14.歴史から何を学んだか?
  グループ・ディスカッション
15.試験(又はレポート)

評価方法と基準

出席は前回出席を原則とするが、欠席は学生の自主性に任せる。
試験において、標準以上の解答をすれば単位を与える。

教科書・参考書

現時点では特になし。
講義の進捗に併せ、必要に応じて紹介したい。

履修前の準備

心を開いて議論できるようにしておいて貰えれば、
他には特になし。

学習・教育目標との対応

土木の歴史の中から、今後土木事業をする際の社会との関わりのの長期間での評価を学んでほしい

オフィスアワー

大宮校舎での授業曜日(火曜日の4限、専門講師室で)
適宜メールで意見・質問等をください

環境との関連

環境教育科目 (環境教育割合80%)

最終更新 : Thu Sep 20 07:46:27 JST 2012