都市の計画 |
Urban Planning |
開講部 | 工学部 |
開講学科 | 土木工学科 |
開講学年 | 1年次 |
開講時期 | 前期 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 選択 |
系列区分 | 専門 |
講義区分 | 講義 |
教授 | 遠藤玲 |
1. | 都市の成立と変遷及び都市計画思想の歴史的流れを理解するとともに現行の都市計画制度と都市計画手法の基本的な考え方を修得する。また、各種課題の解決と都市計画の関係について理解を深める。 |
1. | ガイダンス ・都市計画の役割 ・土木技術者として都市計画を学ぶ意義 ・都市計画行政における土木の役割 ・都市計画の体系と都市問題への対応 ・授業の進め方・評価方法等 |
2. | 都市の歴史、都市計画思想史 ・都市の成立と多様な都市形態 ・西欧近代都市計画の思潮 班分けと座席指定 |
3. | 日本近代都市計画の歩み ・明治初期の東京と市区改正 ・旧都市計画法と震災復興 ・戦災復興 |
4. | 都市計画の立案と実現 ・都市計画の仕組みの全体像 ・都市計画区域 ・マスタープラン ・市街化区域と市街化調整区域 ・用途地域 ・都市施設、土地区画整理事業、市街地再開発事業 ・自然や伝統環境の保全、地区計画 ・都市計画の決定手続き ・都市計画の規制と事業 |
5. | マスタープランと土地利用の計画 ・マスタープランの制度的位置づけと種類 ・区域設定 ・計画づくりのための分析手法 ・市街化区域と市街化調整区域の区分(線引き) ・2000年の都市計画法改正 ・用途地域(建ぺい率・容積率規制、用途規制) ・地区計画と準都市計画区域 |
6. | 都市施設の計画と整備 ・都市施設の種類と計画事項 ・計画決定の主体と手続き ・施設整備の事業 ・事業実施と権利制限 レポート課題出題(地域の現状資料の説明) |
7. | 緑の保全・創出、景観、防災と都市計画 ・緑の現状 ・都市の緑に関する施策体系と目標 ・近年の制度改正と都市計画 ・景観の現状、良好な景観の効果 ・条例による景観まちづくり ・景観法の概要 ・景観法の活用メニュー ・都市の防災構造化(避難路、避難場所、沿道不燃化) ・防災公園の整備 レポート課題テーマ仮登録 |
8. | 都市交通施設の計画と整備 ・都市交通の実態と特性 ・都市交通手段の特性 ・交通量推計の手法 ・道路網の計画 ・交通手段の空間諸元 レポート課題テーマ決定 |
9. | 市街地開発事業(1)(土地区画整理事業) ・市街地開発事業の種類 ・土地区画整理事業の概念、特徴、効果 ・土地区画整理事業の手順と調査・計画 ・土地評価方法 ・事業主体 |
10. | レポート課題経過発表(現地調査結果等) |
11. | 市街地開発事業(2)(市街地再開発事業) ・広義の都市再開発と市街地再開発事業 ・市街地再開発事業の概念、仕組み、事業主体 ・実施事例と効果 ・事業手法、事業の流れ、現状と課題 |
12. | レポート課題成果発表 |
13. | レポート課題成果発表 |
14. | 総復習 レポート締切 |
15. | 期末試験(原則として、ガイダンスを除く13回の授業のうち、5回以上欠席すると期末試験の受験を認めない。) |
・ | 水曜日昼休み 大宮講師控室にて。週によっては、13:40から14:40までを追加して相談に乗る。 |