H0421100

デザイン図法

Design and Graphics

開講部

工学部

開講学科

土木工学科

開講学年

1年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

演習
講師宮本泰成この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

土木工学の分野では、近年〔景観〕についての関心が高まっており、土木構造物に「美しさ」や「周囲の景色との調和」が求められるようになってきている。
 本科目では、土木分野における景観設計のための表現方法の基礎的な訓練として、鉛筆による素描の基本体験をし、さらに、表現図法の基本を学習した上で、透視図法による作図と鉛筆によるフリーハンド表現の演習を重ねて大規模土木構造物から、都市および田園景観のスケッチ・パースを描く技法の基礎を修得する。

達成目標

1.土木分野における景観設計のための基礎的な表現方法の修得。

授業計画

1.1.ガイダンス−景観の設計とデザイン図法
  ・設計における形態・色彩等の選択と決定。
  ・意思伝達のための表現図法の必要性。
2.2.鉛筆描法の基礎−1−
  ・色と調子の表現する。−グラデーション−
  ・フリーハンドで直線を描く。
3.3.鉛筆描法の基礎−2−
  ・フリーハンドで立方体を描く。
4.4.鉛筆描法の基礎−3−
  ・フリーハンドで円柱を描く。
5.5.鉛筆画法−4−
  ・フリーハンドで複雑な立体1を描く。
6.6.鉛筆画法−5−
  ・フリーハンドで複雑な立体2を描く。
7.7.透視投象の基礎−1−
  ・透視投象(パース)の原理を学ぶ。
  ・点と線のパースを描く。
8.8.透視投象の基礎−2−
  ・1点パースと2点パースの手法を学ぶ。
  ・フリーハンドで室内を描く。
9.9.透視投象の基礎−3−
  ・2点パースで分割・増殖の手法を学ぶ。
  ・フリーハンドで建物風景を描く。
10.10.透視投象の基礎−4−
  ・鏡映の手法を学ぶ。
  ・橋梁のパースを描く。
11.11.景観の表現技法−1−
  ・道路景観のパースをフリーハンドで描く。
   (スケッチないしは写真を見て)
12.12.景観の表現技法−2−
  ・田園景観のパースをフリーハンドで描く。
   (スケッチないしは写真を見て)
13.13.景観の表現技法−3−
  ・都市景観のパースをフリーハンドで描く。
   (スケッチないしは写真を見て)
14.14.速写の表現技法−1−
  ・クロッキーを描く。
15.15.デザイン・イメージの表現
  ・設定された場所での土木構造物をデザインし、イメージ・パースで表現する。

評価方法と基準

毎週提出の課題レポートの評価による。

教科書・参考書

プリントを配布する。

履修前の準備

特になし

オフィスアワー

AM11:00〜PM4:00 研究室

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Tue Mar 27 08:13:27 JST 2012