H0110000

複合材料学

Composite Materials

開講部

工学部

開講学科

土木工学科

開講学年

3年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義
教授魚本健人この授業の2008年度のアンケートを参照

授業の概要

(授業の概要と目的)コンクリート材料を中心にコンクリート系、高分子系等の各複合材料を取り上げ、それらの力学的特性、熱特性、化学的特性について学習する。また、これらの建設材料への適用例について学習する。

達成目標

1.各種の複合材料の力学特性、化学特性および耐久性等を理解し、将来、新しく開発される未知の複合材料に関する評価の基礎的能力を身につけさせる。

授業計画

1.複合材料の基礎
  ・複合の意味、目的
  ・複合材料の分類、定義
2.各種複合材料の素材
  ・複合プロセス
  ・複合素材の力学的性質
3.コンクリート材料1
  ・セメント
  ・混和材料
4.コンクリート材料2
  ・細骨材
  ・粗骨材
5.フレッシュコンクリート1
  ・フレッシュコンクリートの諸特性  
  ・ワーカビリティー
  ・材料分離
6.フレッシュコンクリート2
  ・含有空気量
  ・初期ひびわれその他
7.コンクリートの配合
  ・配合の考え方
  ・設計手法
8.硬化コンクリート1
  ・圧縮強度、その他の強度
9.硬化コンクリート2
  ・体積変化
  ・弾性及び塑性
10.硬化コンクリート3
  ・耐久性
11.連続繊維補強材 1
  ・短繊維(FRC)
12.連続繊維補強材 2
  ・長繊維(FRP)
13.連続繊維補強材 3
  ・長繊維(FRP)
14.連続繊維補強材の応用
  ・開発の現状
  ・応用例
15.期末試験

評価方法と基準

・レポート・・・20%
・期末試験・・・80%

教科書・参考書

町田篤彦「現代土木材料」(オーム社)
コンクリート構造物のマテリアルデザイン(オーム社)
コンクリート標準示方書設計編、施工編(土木学会)

履修前の準備

材料の工学

学習・教育目標との対応

建設複合材料のうちコンクリートおよび高分子材料・FRPの特性と利用に関する理解を高める。

オフィスアワー

基本的に授業・実験のないときは常時対応する。

環境との関連

環境教育科目 (環境教育割合75%)

最終更新 : Sat Nov 26 10:19:18 JST 2011