H0806300

総合演習

Integrated Practice

開講部

工学部

開講学科

土木工学科

開講学年

3年次

開講時期

後期

単位数

1

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

演習
教授岩倉成志この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

土木工学科の社会システムデザインコースの学生を対象にする科目である。担当教員とディスカッションを通じてテーマを決定し、学生自らが自主的に調査、学習する内容である。
 環境,土木分野での新しいプロジェクト、新規事業化への新しい仕組み、バリアフリー計画などのテーマをグループ毎に選定し、このテーマで資料の収集、調査を行なう。成果を発表し、ディスカッションを通じて問題を整理し、より深く調査を行ない、再度発表する。この繰り返しの後、最終成果をグループ毎にレポートにまとめる。
この作業を通して学習の専門領域,卒業研究の方向性について掘り下げる。

達成目標

1.専門的な知識を駆使して、特定課題への取り組み方を習得する
2.グループで一つの課題扱う際に、各人が分担して数回にわたって発表する目次の作り方
3.問題の発掘から解決方法、プレゼンの仕方を一貫して訓練する

授業計画

1.ガイダンス
 ・課題の抽出
   まず、近年の社会的課題を教員より例示し、それに関連して学生で分担して調査を行なう。その結果のディスカッションから授業を始める。自らが積極的に関わらない学生はスタート時のテーマが決まらないことになる。
2.グループ毎に課題を選定し、進め方をディスカッションする
 ・課題を選定するため、土木分野での課題を整理する
3.調査、資料収集を行ないグループ内で検討を行なう
4.各グループでの調査
5.各グループでの発表とディスカッション(1)
 ・討論を踏まえて新しい問題の抽出
6.各グループでの調査
7.各グループでの発表とディスカッション(2)
 ・新しい問題の抽出
8.各グループでの調査
9.各グループでの発表とディスカッション(3)
 ・新しい問題の抽出
10.各グループでの調査
11.各グループでの発表とディスカッション(4)
 ・新しい問題の抽出
12.各グループでの調査
13.各グループでの発表とディスカッション(5)
 ・新しい問題の抽出
14.各グループ毎の成果をレポートにまとめる
15.各グループ毎の成果をレポートにまとめる

評価方法と基準

調査、情報収集の内容、発表と新しい問題抽出の積極性を評価する。自らの調査への姿勢、発表能力、レポートの内容等を総合して評価する。

教科書・参考書

テーマに沿って自らが選定する。

履修前の準備

総合演習1,2の成果の確認と、新しい問題発掘のために、新聞の見出しには目を通すことが望ましい。

学習・教育目標との対応

専門知識を駆使して新しい問題発掘と解決方法の模索、グループ討議の結果の発表を通してプレゼン能力の向上を目指すので、調査、発表、討議を繰り返す。

オフィスアワー

研究室に在室中はいつでも歓迎

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合20%)

最終更新 : Thu Mar 28 07:48:41 JST 2013