J0070200

近代建築と技術

Modern Architecture and Technology

開講部

工学部

開講学科

建築学科

開講学年

3年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義

山名善之この授業の2009年度のアンケートを参照

授業の概要

西洋建築史・日本建築史・近代建築史を「技術史」という観点から再読する。建築技術史をハードの技術からだけでなく、ソフトの技術(計画・設計の技術)という視点から再検討してみたい。あわせて現代・将来の建築的課題についても議論したい。

達成目標

1.「技術」の概念を深く理解する。「技術」について通(つう)になる。
2.建築史上の主なハード技術について基礎知識を得る。
3.建築技術の特徴である設計・デザインの技術について理解する。
4.将来の建築に関して、主体的に論じられるようになる。

授業計画

1.建築技術の歴史をどう学ぶかーー今期の授業の解説
     ・建築技術とは何か ・建築技術は「発展」するか
2.古代ギリシャ・ローマの建築技術
3.ビザンチン・ロマネスクの建築技術
4.ゴシックの建築技術
5.ルネッサンス・マニエリスム・バロックの建築技術
6.日本の伝統的な建築技術(古代・中世)
7.日本の伝統的な建築技術(近世)
8.(西洋)新古典主義・ロマン主義・折衷主義の建築技術
9.日本の文明開化期の建築技術
10.アールヌーヴォー・アールデコ・セセッション等の建築技術
11.モダニズムの建築技術
12.日本の戦前および終戦直後の建築技術
13.今後の建築技術
14.設計・デザインの技術
15.補足および期末レポート出題

評価方法と基準

授業期間中に小レポート提出(2回)各20点。
期末レポート提出。60点。
期末試験はしない。(小レポートと期末レポートの合計で評価する)

教科書・参考書

なし(プリントを配布する)

履修前の準備

建築史の授業を1科目以上履修しておくこと。特別の事情があれば並行履修も認める。

学習・教育目標との対応

1,技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者が社会に対して負っている責任に関する理解

オフィスアワー

授業終了後適宜
Eメールでの質疑随時:gwjwk@yahoo.co.jp

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合25%)

最終更新 : Sat Apr 03 11:03:37 JST 2010