J0110600

建築の形態と空間

Form and Space of Architecture

開講部

工学部

開講学科

建築学科

開講学年

1年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

必修

系列区分

専門

講義区分

講義
教授堀越英嗣この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

建築における形態と空間の関係を様々な視点から分析し、考え、応用する方法について学ぶことを目的とする。自然の形態の持つ合理性や人間が歴史的につくってきた形態と空間を観察し、発見することで本質的なデザインの手法とは何かを考える。授業は視覚的に理解しやすい様に、スライド、VTRなどを使用し、具体的な実例を示しながら進める。建築デザインの入門となる授業です。

達成目標

1.建築の形態と空間の関係について、身近な事象から実感をもって考える回路をもてるようになる。
2.世界中の歴史的空建築および空間を技術的原理や人間の心理など様々な視点で理解し、捉えられるようになる。
3.授業中の理解し、考えたことをその場でメモやスケッチに描きとどめることが出来るようになる。

授業計画

1.概論
建築・デザインとは? 五感について。基本的な観察。
2.形態について
建築と彫刻。自然の形態から学ぶ。
3.創造行為としての観察 建築鑑賞入門
観ることの確かさ.形態の意味について。
4.基本的な要素 
点から線.線から平面へ。面、ボリューム
5.物のかたち
見え方の特性、輪郭、基本的な輪郭、プラトンの立体
6.物のかたち-2
規則正しいかたちと不規則なかたち
7.物のかたち-3
かたちの表現力の展開ム求心的なかたち
8.物のかたち-4
かたちの表現力の展開ムかたちの分節化
9.かたちと空間1
正反対なものの統一、空間を決めるかたち
10.かたちと空間2
空間を決めるかたち
11.かたちと空間3
水平要素による空間の限定
12.かたちと空間 4
垂直面による空間の限定
13.かたちと空間5
建築空間の性質
14.かたちと空間6
空間の限定要素としての開口部
15.構成
物のかたちと空間の構成、空間の中の空間

評価方法と基準

毎回授業ごとにミニレポートを提出してもらう。
ミニレポートの内容によって評価する。授業内容の理解度と思考の内容及び表現力を総合的に判断し、100点満点で60点以上を合格とする。
原則として2/3以上の出席が必要

教科書・参考書

授業中に紹介、説明を行う。

履修前の準備

特になし

オフィスアワー

水曜日授業終了後講師室

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合25%)

最終更新 : Thu Sep 20 07:47:16 JST 2012