J0321900

建築設計論I

Theory of Architectural Design Ⅰ

開講部

工学部

開講学科

建築学科

開講学年

3年次

開講時期

前期

単位数

1

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義
准教授郷田修身この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

建築を設計するにあたって把握しておくべき現状の問題点や、設計の手がかり、及びそれに対する設計計画研究に基づく設計上の知見や様々な設計事例に含まれている提案を教育施設を用いて論ずる

達成目標

1.学校とは何か、学校建築の歴史、学校建築の現状、学校建築の問題点、学校建築の設計手法について理解し、学校建築の設計に結びつける

授業計画

1.建築設計とは
建築設計の抱えている問題と可能性を整理し、建築設計の目的について考える.また、建築設計の中での学校建築の設計がどのような位置づけをされているのかを概観する。
2.学校建築の空間構成1(主に小学校)
主に小学校の建築の実例紹介を通じて、学校建築の配置計画やゾーニング、教室タイプのバリエーションを理解する
3.学校建築の空間構成2(主に中学校)
主に中学校、高校の建築の実例紹介を通じて、学校建築の配置計画やゾーニング、教室タイプのバリエーションを理解する
4.学校建築のスケール
学校建築に関わる諸室の長さ、広さ、高さの理解し、学校建築設計への応用力を身につける
5.学校建築の歴史
学校建築の歴史的変遷を理解することによって、なぜ学校建築が現在のような形になってきたのかを理解する.
6.学校建築の海外事例
海外での事例を知ることにより、学校建築に対する視野を広げる.イギリスのインフォーマルスクールやアメリカのオープンスクールなど特色ある学校のあり方を理解する。
7.今後の学校建築と課題
現代の学校建築がどのような問題と向き合っているかを理解する

評価方法と基準

授業の最後の時間に授業内容に関連した課題を出題し、ミニレポートの形式でまとめてもらう.授業内容の理解度と表現能力の観点から採点(満点100)を行い、全6回の平均点で60点以上を合格とする.

教科書・参考書

授業時間にその都度説明する.参考資料は必要に応じて配布する。

履修前の準備

特になし

オフィスアワー

前期:火曜2限終了後、木曜5限終了後(郷田)

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合20%)

最終更新 : Thu Sep 20 07:47:27 JST 2012