建築設計論II |
Theory of Architectural Design II |
開講部 | 工学部 |
開講学科 | 建築学科 |
開講学年 | 3年次 |
開講時期 | 前期 |
単位数 | 1 |
単位区分 | 選択 |
系列区分 | 専門 |
講義区分 | 講義 |
准教授 | 原田真宏 |
1. | 都市の集住空間の設計において考慮すべき事項の概略を理解する。特に居住者層と生活の視点からの問題点に注意すること。すなわち部分(住戸計画)と全体(集合計画)とを関連つけて設計することの重要性を「領域」概念を通して理解する。 |
2. | 建築設計に対して建築計画学が果たしてきた役割を「住生活の実態と住空間設計」の関係を通じて理解すること |
3. | 集合した住居の計画や住宅地の事例をよく読み込み、自らの視点にもとづき論理的に評価できるようになること。 |
1. | 都市型集合住宅の計画・設計 ・郊外住宅との差異/計画のイメージ/設計計画の課題と方法 ・周辺地区との関係/多様な重昨日への配慮/集住生活昨日の確保/空間環境性能 ・多様なライフスタイルと新たな集住様式 |
2. | 密度の計画と集合計画 ・密度の諸指標/密度概念の整備と設計の合理化・住環境と密度 ・居住地密度の現況/日照基準の設定とその後の経緯 |
3. | 町並み形成と住戸集合計画 ・住宅地の空間構成と密度のスタディ/高密度化と高層化の問題 ・住戸間口狭小化の問題点/囲み型住棟配置/中庭と街路 ・住棟内の住戸位置特性を活かした設計 |
4. | 住戸計画と集合計画の連続性 ・生活領域の概念/生活の表出/リビングアクセス型の意味/共用空間と住戸との関係/アクセスと生活の向き |
5. | 近傍概念と住戸集合計画 ・場の概念/近傍概念と単位空間概念/共有領域/コミュニティとプライバシー/下町の路地空間/住宅地の共有空間/住戸のグルーピング |
6. | 住様式と住戸計画 ・起居様式/イス座とユカ座/和室と洋室/公私室型住戸計画ライフスタイルと住戸計画/各室面積構成比 |
7. | 個別性と変化への対応 ・ライフステージと住要求/住戸計画の可変性と順応性/セルフエイド・居住者参加の意味 |
8. | 高齢社会と住戸計画 ・高齢者と地域社会/地域のケアサービス/一般向け住戸と高齢者向け中との混合 計画/高齢者住者対応の居住計画/加齢住宅 |
・ | 授業終了後、住環境計画研究室で |