建築の性能と構法 |
Architectural Performance and Building Construction Methods |
開講部 | 工学部 |
開講学科 | 建築学科 |
開講学年 | 2年次 |
開講時期 | 後期 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 必修 |
系列区分 | 専門 |
講義区分 | 講義 |
教授 | 南一誠 |
1. | 建築空間を実現する要求条件に関する理解 |
2. | 作用因子を制御するビルディング・エレメントに対する理解 |
3. | 部位毎に性能を把える基礎的な力の涵養 |
4. | 性能表示の意味の理解 |
5. | 各部詳細の意味と基本的構法の理解 |
1. | <構法計画学基礎理論> 建築構法計画とは 構法という用語について/建築の部位別性能 |
2. | 要求性能と構法 要求条件(人体,安全性,環境,耐用,コストなど)と構法計画 建築性能と建築性能論/建築性能論の系譜/性能論の体系/性能の評価と表示 納まりの基本的考え方 |
3. | 構法における性能の実現(住宅性能の表示) 構造の安定、火災時の安全、劣化の軽減、維持管理への配慮 |
4. | 構法における性能の実現(住宅性能の表示) 温熱環境、空気環境、光・視環境、音環境、高齢者等への配慮、防犯 |
5. | 積雪寒冷地の建築計画手法 風雪と構法計画 |
6. | <各部構法計画> 勾配屋根 屋根の構法の種類・形状・勾配、シングル葺きの原理・瓦葺き、金属板葺き・樋 地域の環境特性と構法の選択 |
7. | 陸屋根 アスファルト防水、シート防水、塗膜防水の構法、エキスパンションジョイント、 防水の劣化と改修、建物内部の防水処理 |
8. | 階段と手摺 階段の構成方法、建築空間と手摺、手摺のディテール |
9. | 外壁 壁構法の種類と機能・性能、外断熱構法・内断熱構法、接合・目地 |
10. | カーテンウォール CWの性能と設計の基本、 金属製CWとPCCW、CWの技術開発の変遷 |
11. | カーテンウォール カーテンウォールのオープンジョイント 外壁の意匠とCWの仕上げ(DPG工法、タイル張り構法・石張り構法) |
12. | 外周開口部 開口部の開閉方式、開口部の雨仕舞 スチールサッシ・アルミ サッシ・SSWの性能規定と部分詳細 金属性建具金物の種類と機能、防犯性能 金属製ドア・シャッター・自動ドアの機能特性 |
13. | 戸建住宅の構法、集合住宅の内装システム 伝統的構法、在来軸組構法、枠組壁構法、工業化構法 間仕切壁、床、天井の構法 在来構法とスケルトン・インフィル構法 |
14. | オフィスビルの内装システム 間仕切壁、床、天井の構法、可動間仕切 インテリジェントビルの内装システム、システム天井、FA床 オフィスのリニューアル手法 |
15. | 期末試験 |
・ | 講義終了後、講師室にて対応します。 他に研究室在室時は、随時対応します。 |