建築計画 |
Theory of Architectural Planning |
開講部 | 工学部 |
開講学科 | 建築学科 |
開講学年 | 3年次 |
開講時期 | 前期 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 選択 |
系列区分 | 専門 |
講義区分 | 講義 |
教授 | 南一誠 |
1. | 建築に関する企画、設計、施工、保全、維持管理・運用などの流れの包括的理解 |
2. | 戦後の建築生産、建築構法の発展過程とその意義の理解 地域の固有の条件と建築計画、建築構法計画の関係性の理解 |
3. | 集合住宅の多様性、可変性とそれに対応する構法設計の理解 ユーザー参加による住宅建設と専門家の役割に対する理解 |
4. | 地球環境問題と建築の長寿命化手法、省資源化手法の理解 |
5. | サステイナブルビルディングなど最新の建築構法設計の理解 |
1. | 構法計画と建築生産 日本の構法研究、構法開発の経緯と社会的意義 建築構法における材料、労務、資本の関係 |
2. | システムズ・ビルディング プレハブリケーション、建物の組立手順 寸法調整手法(モデユラーコーデイネーション) 建築の工業化と建築家の役割 学校建築におけるシステムズ・ビルディング |
3. | 工業化建築・工業化住宅の構法計画 手法・技術・条件、設計・開発、製造、現場生産、供給 木質系プレファブ、鉄綱系工業化住宅(パネル工法/ユニット工法) コンクリート系(大型PCパネル住宅、基町高層住宅、ASTM?高層工業化住宅の開発) プレハブ住宅の対比として見た日本の伝統的木造住宅 |
4. | 建築部品・住宅部品開発 集合住宅用の内装システムの開発 KEP3公団住宅実験計画 住宅生産における部品化と物流・施工体制 |
5. | 建築生産のオープンシステム 工業生産されたオープン部品による住宅供給システム 現代の建築部品・構法の変遷、開発の背景条件 各種金属製部品、設備部品、内外装仕上構法 |
6. | 多様性と可変性、可変性と耐久性 アダプタビリティーとフレキシビリティ スケルトン・インフィル、KSI オープンビルディングの基本理念 |
7. | 建築の寿命 建築の長寿命化、建築の耐用性。 耐用計画・設計と各部構造の設計。 建設後の建築の維持保全、保全計画。 |
8. | ストック活用と地球環境問題 解体・廃棄とリサイクル、地球環境問題との関係 団地再生の事例と手法(海外の事例、高齢者対応) 環境共生住宅 |
9. | リニューアルの技術 ライフサイクルを通じた建築物の状態、耐久性と工法、コスト。 大規模リニューアルの手法と判断基準 工業化建築部品による団地再生、国土交通省のストックマネジメント |
10. | コンバージョンの意義と可能性 海外のコンバージョンの事例と背景 |
11. | コンバージョンの技術的手法 日本におけるコンバージョンの事例、制度、技術的課題。 |
12. | ライフサイクルコスト 長期耐用計画とコスト、施設運営。 |
13. | ファシリティマネジメントと建築経営 地方自治体などの取り組み 東京都、三重県、青森県の事例 公共工事の品質確保と発注方法、PFI |
14. | 高度な構法設計の実例 環境制御と構法開発、サステイナブルビルディングの構法設計 |
15. | 期末試験・レポート発表 |
・ | 講義終了後。 研究室在室時は随時対応します。 |