J0650100

建築法規

Architectural Law

開講部

工学部

開講学科

建築学科

開講学年

3年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義

青木仁この授業の2009年度のアンケートを参照

授業の概要

 わが国における建築物及び市街地の計画・設計・施工の枠組みや実務を規定する、建築基準法、都市計画法、消防法をはじめとする関連諸法制度について、その目的、社会的背景、規定の内容、実際に及ぼす効果、留意点を学習し、建築・都市関連諸法制度の全体像を把握する。

達成目標

1.建築の社会性について「法律との関わり」を通じて学ぶ
2.難解な法律を読解し、その意図するところを理解する能力を養う
3.結果として「法律リテラシー」を向上させ、実社会における建築実務に役立てる

授業計画

1.現実の街・建築の形と建築法規との関係を見る(レポート課題説明) 4月15日
2.法律の構成を読み解く(ハートビル法を題材にして)          4月22日
3.建築関係法規の歴史と全体像を知る                 5月13日
4.都市計画・建築規制制度の再点検                   5月20日
5.構造関係規定その1(構造計算書偽装事件を振り返る)         5月27日
6.同その2                               6月03日
7.防火・耐火・避難・消防関係規定その1                 6月10日
8.同その2               6月17日
9.都市計画法・建築基準法集団規定とまちづくり関連法規その1      6月24日
10.同その2                               7月01日
11.建築デザイン・エンジニアリングの進むべき道と建築関連法規    7月08日
12.環境・省エネルギー関係規定(地球環境問題を考える)         7月15日
13.建築基準法総則・一般規定・設備規定・品確法その他         7月22日
14.講義全体を振り返っての補足講義(レポート提出期限)         7月29日
15.レポート提出者によるプレゼンテーションと講評・討議         8月05日

評価方法と基準

課題レポート提出内容によって評価する。評価は100点満点とし、60点以上を合格とする。
原則として、授業日数の3分の2以上の出席を必要とする。

教科書・参考書

授業用のテキストを授業時に配布する。

履修前の準備

実際の建築物や街を観察し、その構成、形態、設備、機能等がどのような理由で、そうなっているかを考えてみること。
その経験が、建築法規の授業内容に関する理解を深めると考えている。

オフィスアワー

特に設けていない

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合25%)

最終更新 : Thu Mar 28 07:49:05 JST 2013