J0600600

建築設計製図

Architectural Drawing

開講部

工学部

開講学科

建築学科

開講学年

2年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

必修

系列区分

専門

講義区分

製図
教授南一誠この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

建築を表現し伝達する手段としての建築製図の基礎を体得することが目的である。小規模の住宅を取り上げ、建築の一般図(配置図、平面、立面、断面)から初めて伏図(基礎伏図、床伏図、屋根伏図)、軸組図、断面詳細図を製図して、建築意匠図の基本的な内容と表現方法を学ぶ。建築製図の一般的な技法・ルールを学ぶと同時に、表現された建築空間についての立体的理解や各種材料の名称、各部構法などについても習得する。

達成目標

1.建築製図の各種約束事を理解出来ること
2.各種建築図面を理解できること
各種建築図面間の関連を理解し、空間を認識できること
3.正しく、簡潔に、美しく、建築図面が描けること
4.建築に用いられる各種材料の名称、各部構法などを習得する

授業計画

1.ガイダンス
  ・教材配布・解説/設計図面の種類/図面の読み方
  ・製図用具の解説/縮尺の説明/建築製図の約束事の説明
  ・線の種類/線の引き方/建築図面での文字の書き方
2階建て住宅の配置図・平面図の製図
  ・配置図・平面図の製図順序説明
2.2階建て住宅の配置図・平面図の製図
3.2階建て住宅の軸組図の製図
4.2階建て住宅の断面図の製図
  ・断面図・立面図の製図順序説明/平面図との関係
5.2階建て住宅の立面図の製図
6.2階建て住宅の基礎伏図、床伏図の製図
7.2階建て住宅の2階床伏図の製図
8.2階建て住宅の小屋伏図の製図
9.2階建て住宅の平面詳細図の製図
10.2階建て住宅の平面詳細図の製図
11.2階建て住宅の平面詳細図の製図
12.2階建て住宅の矩形図の製図
  ・矩形図の製図順序説明、解説  ・建築材料、構法の解説
13.2階建て住宅の矩形図の製図
14.2階建て住宅の矩形図の製図
15.製図の最終提出・講評

評価方法と基準

各課題とも製図の正確さ、速さ、美しさなどを基準に評価を行う。
各課題の評価を総合し、全体の評価とする。

教科書・参考書

教材は講義において配布する。

履修前の準備

「建築基礎製図」の履修・修得が望ましい。
製図用紙は各自、購入して持参する。

オフィスアワー

授業後に講師控室にて対応します。

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合 5%)

最終更新 : Thu Sep 20 07:47:43 JST 2012