J0510700

建築設計演習A

Exercise in Architectural Design A

開講部

工学部

開講学科

建築学科

開講学年

3年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択必修

系列区分

専門

講義区分

製図
教授堀越英嗣

授業の概要

設計課題『住宅』
 この設計演習は3年次に行われる建築設計演習の前期における最初の本格的な設計課題となる。
 建築の設計は「住宅に始まり住宅に終わる」と言われているように、すべての設計の基本であるといえる。この設計演習で、は敷地の状態を読み込み、特定の家族構成を想定した具体的な生活像を基に住宅の設計を行う。
 設計演習では、毎回行われる個別指導のエスキースは建築設計を総合的に学ぶ大切な時間であり、課題の最終成果物と同等の意味を持つと考えている。

達成目標

1.設計にあたり、敷地という場所性をきめ細かく読みとり、住まい手の視点に立った具体的なイメージをもとに設計を考えることが出来る。
2.2年次までに学んだ、建築工学的基本技術や表現技術を基に、最終的な設計図面にまとめあげることが出来る。
3.エスキースを通して、教員を含めた他の人と設計内容について議論が出来る。

授業計画

1.出題
・ 課題説明
2.敷地見学・選定・資料収集
・ 設計与条件の理解
・ 具体的な生活のイメージ
3.エスキースチェック−1
・ 具体的生活像の提示
・ 敷地周辺との関係の理解
・ ラフスケッチ
4.エスキスチェックー2
・ 平面、断面、配置
・ ボリュームの把握
5.中間発表及びエスキスチェックー3
・ 構造、架構チェック
・ 環境・設備チェック
6.エスキスチェックー4
・ 最終図面チェック
・ プレゼンテーションチェック
7.提出
8.講評会
・ 学生による自作品の設計内容発表
・ 教員による講評
9.設計課題B

評価方法と基準

提出され作品に対し評価を行う

教科書・参考書

・ 建築資料集成【居住】(丸善、建築学会編)
・ コンパクト建築設計資料集成〈住居〉(丸善、建築学会編)

履修前の準備

「建築製図基礎」「建築表現演習」「建築設計製図1・2」の履修

オフィスアワー

前期は月曜日、設計演習の時間の前後

環境との関連

環境教育科目 (環境教育割合30%)

最終更新 : Sat Nov 26 15:41:00 JST 2011