J0641000

建築ゼミナール1

A short-term research study session on an architectural matter

開講部

工学部

開講学科

建築学科

開講学年

2年次

開講時期

前期

単位数

1

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

ゼミ
建築全教員

授業の概要

日本の風土に合った建築とより良い生活空間を探求するために、夏休み期間中に短期の合宿を実施する。実地見学・講演会・グループミーティングを通じて、木造建築とそれを取り巻く様々な環境に関する知見を深め、現状の問題点を認識し、将来の方策を検討する。また、学生相互の親睦と学生と教員との親睦を深めることも目的とする。
「木」と「住宅」をキーワードとし、グループ(10人程度)ごとに自分達でテーマを設定する。合宿では見学・グループミーティング等を行い、木材の生産から木造住宅が完成し生活空間を形成するまでのプロセス、さらに職人の伝統技術や木材の特質、構法について学び、課題を抽出すると共に、その解決方法を検討する。合宿の最後に全体発表会を行い、他のグループをまじえた参加者全員で討論を行う。
・合宿中の見学先は、山村集落と製材所などの建築木材の供給現場とする。
・合宿前に問題意識を深めながら資料の収集などを行い、討論参加への準備をしておく。

達成目標

1.合宿での経験を通して実感したことや、問題点について学生たち自身が十分討議した上でその班のテーマを決め、提案内容を最終プレゼンテーションとしてまとめる。
2.円滑なグループ討議を行う。
3.現状の問題点を認識し、将来の方策を示す。

授業計画

1.「木造建築を考える」をテーマとしたゼミナールを夏期休業中に実施する。
2.木造住宅の設計者・施工者などによる講演を行う。
3.ゼミナールの実施時期:2008年9月10日(水)〜9月12日(金)の2泊3日の予定
宿泊場所:芝浦工業大学 会津高原高杖セミナーハウス
     〒967-0315 福島県南会津郡舘岩村高杖原740
     TEL:0241-78-2793 FAX:0241-78-2796
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評価方法と基準

レポートなどの合宿前の活動、および合宿での討議に対する参加状況、最終報告によって評価する。

教科書・参考書

課題図書「木造建築を見なおす」(坂本功著、岩波新書)を読み、レポート(A4、1枚、800字程度)を作成し、コピーを1部、提出する。

履修前の準備

4月に行う建築学科ガイダンスで具体的な内容を説明するので必ず出席すること。

オフィスアワー

別途掲示します。

環境との関連

環境教育科目 (環境教育割合50%)

最終更新 : Thu Sep 20 07:47:49 JST 2012