建築製図2 |
Architectural Drawing 2 |
開講部 | 工学部 |
開講学科 | 建築工学科 |
開講学年 | 1年次 |
開講時期 | 後期 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 必修 |
系列区分 | 専門 |
講義区分 | 製図 |
教授 | 蟹澤宏剛 | |
他 |
1. | 戸建て住宅の設計と製図法の基本を習得する。 ・生活のための空間の機能と容量、関係をつかむ。 ・空間の表現方法と手順、モジュール( 単位寸法と押さえ方) を理解する。 |
2. | 木造軸組構法について理解を深める。 ・架構 (柱・梁、壁の役割) と間取りの関係を理解する。 ・架構の方法、部材の構成、寸法、名称を覚える。 |
3. | 図面の機能について学習する。 ・設計と施工の関係、図面を必要とする理由。 ・どのように表現すればよいか、記号と伝達。 |
1. | 課題1の平面図(1/30)の理解 3×4間のモデル住宅のプランを描きながら、通り芯や番付など作図の基本を理解する。 |
2. | 課題1の基礎伏図、床伏図(1/30)フリーハンド モデルプランの伏図を描くことにより、プランと構造・構法の整合性を理解する。 |
3. | 課題1の小屋伏図、軸組図(1/30)フリーハンド モデルプランの小屋組と軸組図により、木造住宅の部材の構成を理解する。 |
4. | 課題1の矩計図(1/10)フリーハンド 建物の高さと部材構成の詳細を理解する。 |
5. | ここからは、課題2として自らプランニングをおこなう。 平面および配置計画(1/60)フリーハンド 3×4間の課題住宅のエスキースを通して、トイレ、浴室等の要素空間の寸法、階段の割り付け等について理解する |
6. | 平面のチェックと修正および断面の検討(1/60)フリーハンド 平面図における1階と2階の柱位置の不整合、階段の納まりなどを検証する。次に、梁の配置を考えながら断面の計画をおこなう。 |
7. | 平面のチェックと修正および軸組の検討(1/60)フリーハンド 断面と平面の整合をチェックしながら軸組の検討をおこなう。 |
8. | 伏図の検討(1/60)フリーハンド 伏図の検討をおこなうことで、整合を総合的に検証するとともに、立面の検討をおこなう。 |
9. | 矩計の検討(1/30)フリーハンド 立面、断面、屋根形状を検討した後、矩計図を作成する。 |
10. | 総合的修正と平面図の清書(1/50) 各々が設計した住宅に関して総合的に検討し、不整合がないことを確認した後に、平面図の清書をおこなう。清書は、平行定規を使用し、縮尺は1/50とする。 |
11. | 断面図と立面図の清書(1/50) 断面図に不具合がないか検証した後に南北いずれか1面、東西いずれか1面の立面図を清書する。 |
12. | 伏図の清書 その1(1/50) 基礎伏図と1階床伏図を清書する。 |
13. | 伏図の清書 その2(1/50) 2階床伏図と小屋伏図を清書する。 伏図のチェックを受けたら、軸組模型(1/50)の製作を開始する。 |
14. | 矩計図の清書(1/20) 矩計図を清書し、全ての図面を完成させる。 |
15. | 課題の提出と講評 提出する課題は、A2用紙2枚、軸組模型(1/50)となる。 最終回は、即日採点し、優秀作品を中心に講評をおこなう。 |
・ | 授業日の昼休み(大宮校舎)および授業終了後 |