K0431400

建築設計2

Architectural Design and Drawing 2

開講部

工学部

開講学科

建築工学科

開講学年

2年次

開講時期

後期

単位数

3

単位区分

必修

系列区分

専門

講義区分

製図
教授赤堀忍この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

建築設計2は建築設計の基礎段階の科目で、建築設計1の再確認をしつつ、平面構成から三次元である立体構成へ移行を目指す。限られた条件のもとで自らの空間構成をし、建築としていかに表現するかを習得する。
課題を模型を中心に時間を掛けてつめていく。最終的にプロジェクトを図面、模型で発表する事を基本とする。
プロジェクトの進展の過程はA3のスケッチブックにまとめていく。
併せて、短期間にまとめる訓練のために、時間内に即日設計を行う。

達成目標

1.自然光をコントロールする内部空間をつくる力をつける。
2.図書館という公共施設をまとめる力をつける。
3.プレゼンテーション能力をつける。
4.鉄筋コンクリート構造についての理解を深める。

授業計画

1.授業ガイダンス:課題の説明 30x30x10のヴォリュームを持つ図書館
  -授業スケジュールの説明
  -課題の主旨、概要の説明
2.ヴォリュームの分析・図書館の分析 
  グループによる発表
3.エスキス1 理想的な閲覧する環境
   -平面図・断面図・スケッチパースによる
即日設計1
4.エスキス2 建築内における直接光と間接光
   -閲覧の環境と導線としての光の考察
5.エスキス3 プログラムの分析
   -機能と配置
即日設計2
6.エスキス4 構造と建築表現
   -構造計画
7.エスキス5 空間の繋がりと平面構成の中での階段
   -平面図・断面図・スケッチパースによる
即日設計3
8.中間発表 学生によるプレゼンたーション
9.エスキス6 外部・内部の変節点としての理想的なエントランス
   -平面図によるスタディ
10.エスキス7 連続する空間と空間の拡張
   -平面図によるスタディ
即日設計4
11.エスキス8 連続する空間と空間の拡張 
   -平面図、断面図、スケッチパース、及び模型によるスタディ
12.エスキス9 内部空間と外部空間の関係(部分)
   -模型によるスタディー
即日設計5
13.エスキス10 内部空間と外部空間の関係(全体)
   -模型によるスタディ
14.エスキス11 内部空間と外部空間の関係(全体)1
  -平面図、断面図、スケッチパースによるスタディ
即日設計6
15.課題の発表会と講評

評価方法と基準

提出された模型、図面から分析力、造形力、表現力等を通して総合的に評価する。
提出物70%、プレゼンテーション30%で100点とし、60点以上を合格とする。

教科書・参考書

コンパクト建築設計資料集成(丸善)
Le Corbusier 全作品集

履修前の準備

建築図学の履修、基礎知識として建築史

学習・教育目標との対応

多くの建築を実際に見たり、身近なものを実測することによって、スケールを把握する。

オフィスアワー

木曜日 12:10-13:00

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合10%)

最終更新 : Thu Mar 28 07:49:20 JST 2013