K0040300

卒業研究

Graduation Thesis

開講部

工学部

開講学科

建築工学科

開講学年

4年次

開講時期

通年

単位数

4

単位区分

必修

系列区分

専門

講義区分

卒研
建築工学科 全教員

授業の概要

 卒業研究では,論文もしくは設計のいずれかを選択する。論文においては,各教員の提示する卒論テーマを参考にして,各自がテーマを設定し,卒業論文を完成させる。テーマ申告に際し,学生の希望するテーマが新規かつ独自の場合は,そのテーマに関連する教員と相談の上,決定するものとする。設計においては,規模及び内容が卒業設計としてふさわしいテーマを学生が自由に設定し,卒業設計を完成させる。なお,卒業研究の登録に際しては,3年次修了までの取得単位数が下記条件を満たしていることが原則である。
  必修科目 18単位以上 かつ総計 100単位以上
 期限内に提出された最終成果物および発表会での成果報告に対する教室会議での審査を経て合否が決定する。

達成目標

1.研究テーマを設定し,その背景や現状について情報を収集・分析し,実験・設計計画を立案する力をつける。
2.実験準備,実験,データの整理と考察を行い,結果をまとめ,必要に応じて実験の方法を改善する力を身につける。
3.研究分野の技術が社会にどのような影響を及ぼし,どう社会と関連するかについて多面的・論理的に考察し,それらを卒業論文・卒業設計の中で論及・表現する能力を身につける。
4.研究成果をまとめて中間発表し,最終的に卒業論文・卒業設計にまとめるとともに,討論に対応できる力を身につける。

授業計画

■環境計画研究/教授 赤堀  忍
 ・都市デザインに関する研究
 ・集合住宅に関する研究
 ・既存建物の改修に関する研究
 ・建築と景観に関する研究
 ・卒業設計
■建築設備研究/教授 秋元 孝之
 ・建築物総合環境性能評価手法
 ・自立循環型技術、資源循環技術
 ・温熱環境の快適性
 ・床吹出し空調、置換換気、タスク・アンビエント空調
 ・知的生産性向上のための環境制御技術
 ・建築設備機器、エネルギー評価
■建築史研究/教授 伊藤 洋子
 ・歴史的建造物および町並みに関する調査研究
 ・木割書における設計理念と形状の復元研究
 ・人間行動学におけるCGを利用した実験研究
■地域政策研究/教授 大内  浩
 ・まちづくりの計画と政策
 ・歴史都市の再生と開発政策
 ・首都機能移転政策
 ・卒業設計
■建築構造研究/教授 大和田義正
 ・伝統的木造建築の耐震性能に関する研究
 ・歴史的建造物の力学的挙動に関する研究
 ・鉄筋コンクリート部材の弾塑性挙動に関する研究
・伝統的木造継手の強度に関する研究
■建築生産研究/准教授 蟹澤 宏剛
 ・住宅の生産システムに関する研究
 ・建設分野の技能労働に関する研究
 ・木材資源の住宅産業分野における利用に関する研究
■建築構造研究/准教授 椛山 健二
 ・地震を受けた建物に作用する減衰効果の解明
 ・産業廃棄物を建築材料としてリサイクルする資源循環型技術の開発
 ・耐震診断手法のアップグレード
■建築生産・経済研究/准教授 木本 健二
 ・建築プロジェクトマネジメントに関する研究
 ・コストマネジメントおよび事業計画に関する研究
 ・建築生産へのコンピュータ利用に関する研究
■耐震工学研究/教授 隈澤 文俊
 ・偏心を有する鉄筋コンクリート造ピロティ建物の地震応答特性に関する研究
 ・リニューアルにより断面寸法を変更した基礎梁の補強に関する研究
■住環境学研究/教授 畑  聰一
 ・セルフビルドを前提にした住宅の計画構法に関する実証的研究
 ・東南アジアの民族住居・集落の共同性とその近代化過程に関する比較研究
 ・離島社会の共同性と空間構成に関する計画的研究
■地域環境システム計画研究/教授 村上 公哉
 ・都市空間モデルとGISを用いた居住形態分析
 ・一次エネルギー利用効率から見た地域エネルギーシステムの評価
 ・世代別の地域住民の生活圏スケールと地域コミュニティ
 ・都市気候と日射量および緑との関係
 ・住居地域の夜間照明照度と犯罪の関係
■建築設計研究/特任教授 丸山 洋志
 ・卒業設計
■建築設計計画研究/教授 八束はじめ
 ・空間論
 ・住宅概念論
 ・現代都市論(本年はこれを中心に行なう)
 ・図面・ノーテーション論
 ・卒業設計

評価方法と基準

提出された研究論文・作品とそのプレゼンテーションに基づいて評価する。
研究論文では、論文としての構成、研究に費やした労力、学会等の研究発表及び掲載論文を基準とした研究成果の価値等から総合的に評価する。

教科書・参考書

・各教官からの指示による

履修前の準備

原則として,三年終了までに,必修科目18単位以上を含み,総計100単位以上取得していること。

オフィスアワー

授業時間や大宮校舎に行く時間を除く,研究室に在室しているとき

環境との関連

環境教育科目 (環境教育割合50%)

最終更新 : Sat Apr 03 01:30:52 JST 2010