K0400900

建築計画

Theory of Architectural Planning

開講部

工学部

開講学科

建築工学科

開講学年

1年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択必修

系列区分

専門

講義区分

講義
教授畑聰一この授業の2008年度のアンケートを参照

授業の概要

住まい、まち、環境について、自生的、文化的な状態であるプレ・モダンのかたちのしくみを解説し、さらに戦後の近代化過程や建築計画学の展開(モダン)について論じ、昨今の建築計画が直面しているいくつかの課題に触れ、計画学の現在について講ずる。建築計画学の手法を修得するとともに、建築計画の考え方や今後の課題について言及する。

達成目標

1.建築計画の役割と課題について理解する。
2.計画手法の基礎を理解するとともに、計画に不可欠な考え方を身につける。

授業計画

1.はじめに/建築計画学の略史と授業の視点
2.地球環境の中の住まい/「ある」と「する」
3.家族・地域と住まい、まち
戦後の住宅、住宅地計画にみる科学的理論の展開
4.建築計画手法のグローバル化と地域社会重視の視点
5.身体とスケール/動線とゾーニング/生活と空間/理論と実践
6.水まわりと設備空間のシステム/生活空間とサポート空間
7.ウチとソトの構成手法/開放的な空間構成と中間領域の形成
8.空間とかたち/造形の手法とかたちの文法
9.ひとづくりの手段としてのいえづくり/いえとまち
10.施設の意味と計画の論理/施設、施設内容に対する要求、要請と時代性
11.教育施設(学校)の計画
12.高齢化社会における福祉施設の計画
13.C.アレグザンダーの方法
14.建築計画における省エネルギー、エコロジーと持続可能な方法
15.まとめ/達成度テスト

評価方法と基準

授業期間中に提出するレポート(30点)と期末試験(70点)の合計で評価

教科書・参考書

随時プリントを配布。
建築計画教科書研究会編著/建築計画教科書/彰国社

履修前の準備

「文化人類学」を履修していることが望ましい。教科書を予習して講義に臨むこと。

オフィスアワー

木曜日の午後

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合10%)

最終更新 : Thu Mar 28 07:49:27 JST 2013