K0240900

建築構工法演習

Exercise in Building Construction Planning

開講部

工学部

開講学科

建築工学科

開講学年

3年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

演習
教授蟹澤宏剛この授業の2011年度のアンケートを参照

授業の概要

構工法とは、設計することと実際につくることのを合成した言葉である。よって、本演習では、設計から施工、生産組織、建築史等を含む広範な事項を対象とする。演習課題は、文献調査(これまでに出来ていることを調べる)、フィールドサーベイ(歩いて、見て、考える)、模型等の制作(手を動かして考える)といったプロセスを経て、図面化すること、レポートとして纏めること、そして、表現する(発表、プレゼンテーション)ことで完結する内容とする。
なお、本演習は、必ず材料構工法とセットで受講すること(いずれか一方のみの受講は認めない)。

達成目標

1.建物はどのようにつくられているかを理解すること
2.特に木造建築についてその構工法を理解すること。
3.建物をつくるためには誰がどのような役割を担っているか、すなわち、生産組織と建設産業を理解すること
4.フィールドサーベイの方法、レポートのまとめかた、人に理解してもらう発表・プレゼンテーションの方法を修得すること

授業計画

1.ガイダンスとしての建築生産活動の概要
2.木造住宅の軸組図に関する演習
3.木造住宅の伏図(基礎伏図および床伏図)に関する演習
4.木造住宅の伏図(2階床伏図)に関する演習
5.木造建築の継手に関する演習
6.木造住宅の屋根および小屋組に関する演習
7.木造住宅の簡易構造計算に関する演習
8.木造住宅のプランと軸組の対応に関する演習
9.構工法の種別と分類に関する演習および工程計画・管理に関する演習01
10.地盤と基礎、地業に関する演習および工程計画・管理に関する演習02
11.コンクリート材料に関する演習および工程計画・管理に関する演習03
12.RC造の建物に関する演習および工程計画・管理に関する演習04
13.S造の建物に関する演習および工程計画・管理に関する演習05
14.複合化構工法および多工区同期化に関する演習
15.最終課題の発表

評価方法と基準

授業内におこなう演習課題、授業期間中に課す宿題レポートによる。

教科書・参考書

随時、資料を配布する。

履修前の準備

1年の建築製図および2年の木構造法を復習しておくこと

オフィスアワー

火曜日16時30分以降適宜

環境との関連

環境教育科目 (環境教育割合60%)

最終更新 : Sat Sep 24 07:52:47 JST 2011