L0310800

コンピュータアーキテクチャ1

Computer Architecture 1

開講部

工学部

開講学科

情報工学科

開講学年

1年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

必修

系列区分

専門

講義区分

講義
教授宇佐美公良この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

計算機システムの基本的な構造と処理方式を理解する。まず計算機システムのソフトウェア/ハードウェア全体を概観し、コンピュータアーキテクチャの位置づけを明確にする。次に、命令セットアーキテクチャに重点を置いて、計算機で使用される表現とそれらの演算がハードウェアによってどのように実現されるのかを学び、計算機システムの基本的な処理単位と処理方式を習得する。

達成目標

1.コンピュータ(CPU)内部での処理の流れが理解できること、さらに、CPUの性能がどのような要因から決まるのかを理解でき、性能の算出ができること。

授業計画

1.コンピュータ・アーキテクチャとは?
   ・ソフトウェアとハードウェアの関係
2.コンピュータの内部と集積回路(LSI)
3.命令とオペランド、レジスタ
4.ロード命令/ストア命令とメモリアクセス
5.機械語(命令コード)の成り立ち、論理演算
6.分岐命令の処理の仕組み
7.中間試験
8.加減算とALU
9.ALUの構造、加算器、オーバーフロー
10.割込みと例外
11.乗算と除算のアルゴリズム
12.浮動小数点演算
13.性能の定義と比較方法
14.性能を表す指標、SPECベンチマーク
15.期末試験

評価方法と基準

成績は、中間試験(30%)、期末試験(40%)、レポート(30%)の合計点で評価する。

教科書・参考書

「コンピュータの構成と設計 第3版 上」パターソン&ヘネシー著 日経BP社

履修前の準備

コンピュータ科学序説、プログラミング入門1を履修していること。

オフィスアワー

毎週火曜日16:20〜17:00

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Mar 28 07:49:53 JST 2013