L0845300

基礎情報演習1A

Fundamental Exercise on Computer and Information Engineering 1A

開講部

工学部

開講学科

情報工学科

開講学年

2年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

必修

系列区分

専門

講義区分

演習
教授平川豊この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

はじめにプログラム言語Cのポインタや構造体などを復習する。次に「データ構造とアルゴリズム1」の授業において学ぶ各種のアルゴリズムを、プログラミング演習を通して習得する。

達成目標

1.ポインタと構造体に関連するCの技法、及び、アルゴリズム効率の重要性をプログラム作成を通して理解する(授業計画1ー4に対応)
2.探索問題に関する代表的なアルゴリズムをプログラム作成を通して理解する(授業計画5、6に対応)
3.データ構造に関する代表的なアルゴリズムをプログラム作成を通して理解する(授業計画7ー9に対応)
4.動的探索問題に関する代表的なアルゴリズムをプログラム作成を通して理解する(授業計画10ー13に対応)
5.複雑で難易度が高いアルゴリズムを復習する(授業計画14に対応)

授業計画

1.Cの復習1:アドレス演算子, typedef、sizeof、ビット演算
2.Cの復習2:ポインタ、構造体、関数、マクロ、文字列関数、小テスト1
3.Cの復習3:構造体ポインタを返す関数、メモリの動的確保、ユニオン、小テスト2
4.アルゴリズムの重要性:効率が異なる各種アルゴリズム例題、小テスト3
5.探索問題1:順序関係を利用した探索、mブロック法、小テスト4
6.探索問題2:2分探索、ハッシュ法、小テスト5
7.基本的なデータ構造1:配列と連結リスト構造、小テスト6
8.基本的なデータ構造2:スタックとキュー、小テスト7
9.基本的なデータ構造3:ヒープ、小テスト8
10.動的探索問題1:2分木探索(挿入・削除)、小テスト9
11.動的探索問題2:2分木探索(最大値、最小値)、小テスト10
12.動的探索問題3:平衡2分探索木(平衡化操作)、小テスト11
13.動的探索問題4:動的ハッシュ法、小テスト12
14.重点復習:複雑で難易度が高いアルゴリズムの復習、小テスト13
15.期末試験

評価方法と基準

期末試験の得点を100点として、得点数60点以上を合格とする。小テストは学生自身が達成状況を把握するために実施するが、評価には反映しない。

教科書・参考書

プログラム例題を含むプリントを配布(第1回ー第14回授業)
アルゴリズム論(情報処理学会編)の第1章から第5章(第4回目以降の授業)

履修前の準備

プログラミング入門1,2を学習しておいて下さい。

オフィスアワー

火曜日12:00-13:00

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Sep 20 07:48:31 JST 2012