H.C.インタラクション1 |
Human-Computer Interaction 1 |
開講部 | 工学部 |
開講学科 | 情報工学科 |
開講学年 | 2年次 |
開講時期 | 前期 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 選択必修 |
系列区分 | 専門 |
講義区分 | 講義 |
准教授 | 榎津秀次 |
1. | 人間と機械の関係の歴史からヒューマンコンピュータインタラクションの目的は何かを学び、この授業科目を履修する意義を確認する。 (授業計画の1に対応する) |
2. | インターフェイスのデザインに必要な人間情報処理の仕組みと制約について学ぶ。 (授業計画の2〜6に対応する) |
3. | インタラクションモデルを理解し、人間にとって使いやすいインターフェイスのデザイン原理を学ぶ。 (授業計画の7〜9に対応する) |
4. | インタラクションモデルに基づくインターフェイスの各種評価手法を学ぶ。 (授業計画の10〜12に対応する) |
5. | より高度なマルチモーダル・インターフェイスについての概要を学ぶ。 (授業計画の13と14に対応する) |
1. | はじめに ・人間と機械のインタラクションに関する歴史 ・ヒューマンコンピュータインタラクションとは ・人にやさしいインタラクションのデザイン |
2. | 人間情報処理の理解 仕組みと制約(1) ・視覚 ・聴覚 ・触覚 |
3. | 人間情報処理の理解 仕組みと制約(2) ・パターン認識 ・注意過程と認識 ・文脈効果 |
4. | 人間情報処理の理解 仕組みと制約(3) ・作業記憶と長期記憶 ・制限のある記憶容量 ・記憶検索 ・宣言的知識と手続的知識 |
5. | 人間情報処理の理解 仕組みと制約(4) ・思考の様式 ・演繹的推理、帰納的推理、アナロジー ・問題解決過程とGPS ・認知アーキテクチャ |
6. | 人間情報処理の理解 仕組みと制約(5) ・記号、意味、概念 ・言語理解の諸過程 ・対話過程 ・第1回課題(レポート) |
7. | インタラクションモデル ・インタラクションとは ・インタラクションのフレームワーク ・アーゴノミックス |
8. | インタラクションスタイル ・コマンドライン ・メニュー ・ダイアログ ・フォームフィルとスプレッドシート ・WINP ・自然言語 |
9. | デザインルール ・ガイドライン ・使いやすさの工学 ・インタラクティブデザイン ・第2回課題(レポート) |
10. | ユーザモデルとインタフェイス評価技法(1) ・認知モデル ・GOMS ・CCT |
11. | ユーザモデルとインタフェイス評価技法(2) ・言語学的モデル ・BNF ・課題-行為文法 |
12. | ユーザモデルとインタフェイス評価技法(3) ・身体モデルとデバイスモデル ・キーストロークモデル ・3状態モデル ・第3回課題(レポート) |
13. | 対話とデザイン ・対話とは ・人間の対話構造 ・対話デザイン表記法 |
14. | マルチモーダル-インタフェイス ・モダリティとは ・言語インタラクション ・非言語インタラクション ・マルチモーダルインタラクション |
15. | 学期末試験 |
・ | 月曜日から水曜日の授業後(学科会議、教授会、委員会などの開催のない木曜日と金曜日も可) |