L0366000

ディジタルメディア処理2

Digital Media Processing 2

開講部

工学部

開講学科

情報工学科

開講学年

3年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義
教授大関和夫この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

ディジタルメディア処理1では画像・音声に関する基本的な信号処理の理論と自らメディアを扱う実習を行っている。このディジタルメディア処理2では、画像処理カリキュラムの後半である、画像の解析、伝送、圧縮、出力などの信号処理を扱って行く。画像解析の基本、画像圧縮に関する国際標準方式、伝送、蓄積に関する技術を学ぶ。コンピュータで画像を入力、処理、出力することができるようになるようにし、また、音響のディジタル処理についてもふれる。
ディジタルメディア処理1に続き、画像処理、出力部を中心に行う。

達成目標

1.画像の解析
  (授業計画の1〜7に対応)
2.画像の出力系に関する事項
(授業計画の8〜14に対応)

授業計画

1.画像の認識技術
文字認識、顔画像認識
2.通信・蓄積・放送の処理
3.二値画像の圧縮
ファクシミリ信号の圧縮処理、HM符号化方式、MR符号方式、JBIG方式
4.静止画像の圧縮
デルタ変調/DPCM符号化方式、アダマール変換符号化方式
5.静止画像の圧縮(2)
フーリエ変換符号化方式、コサイン変換符号化方式、KL変換符号化方式、
6.静止画像の圧縮(3)
レート歪理論、JPEG方式、JPEG2000方式
7.動画像の符号化方式
H.261方式、MPEG方式、H.264方式
8.画像の伝送
テレビジョン放送、テレビ会議、TV電話
9.画像の伝送(2)
ファイル転送ftp、インターネット streaming
10.画像の蓄積
画像データベース(HDD記録、RAID)、画像のテープ記録(VTR)、DVD記録XML
11.画像の表示、印刷技術
ディスプレィ技術CRT、液晶、プラズマ、インターレース/ノンインターレース表示方式
12.画像の表示、印刷技術(2)
印刷技術YMC、ディザ、網点、三次元表示システム,CG
13.画像品質評価
主観評価、客観評価、S/N、統合評価値、評価値の測定器
14.画像メディアのセキュリティと著作権
電子メディアの著作権、電子透かし方式、画像情報倫理
15.試験

評価方法と基準

レポート・小テスト (30%)、期末テスト(70%)
合計100点として評価する。

教科書・参考書

教科書:大関和夫 著「ディジタルメディア処理2」

履修前の準備

ディジタルメディア処理1、信号処理

オフィスアワー

木曜日の16:30

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Sep 20 07:48:35 JST 2012