マーケッティング |
Marketing |
開講部 | 工学部 |
開講学科 | 情報工学科 |
開講学年 | 2年次 |
開講時期 | 前期 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 選択 |
系列区分 | 専門 |
講義区分 | 講義 |
講師 | 小松崎雅晴 |
1. | 「勉強とは、理解しやすくするために工夫すること」と定義し、マーケィングという日常的なテーマを通して情報収集、問題発見、問題定義(問題の構造化)、課題形成、仮説・実験・検証というソリューション(問題解決)のプロセスを習得する。 |
2. | 問題=基準(原理原則・基本などのアルベキ姿)と現状のギャップと定義し、身の周りにある現象から五感を通して問題発見ができる。 |
3. | 設定したテーマに対して必要な情報を設定できる。必要な情報を収集し、それら(複数の情報を組合わせて)を用いて論理的な検証ができる。 |
4. | さまざまなデータ・資料をどのように加工したら分りやすいか、見やすいかを理解し、かつ加工(ビジュアル化)することができる。 |
5. | 「情報とは何か」を正しく理解し、それらを使いこなすことで効率的、かつ効果的に目標達成ができる。 |
1. | オリエンテーション 授業に関する基本的な考え方 ・論理パターン(クエスチョニング思考、マトリックス思考、システム思考、論理の組立て方) ・物事に対する見方・考え方 物事を組立てる際に必要となる設計思想 『情報』の意味、情報の価値 エンジニアリング的視点 ・授業の目的と授業全体の流れ ・評価方法 ・マーケティングの概念 |
2. | 環境の変化に関する認識の整理 ・人口動態から見た社会・経済構造の変化 少子高齢化社会と消費 ・産業の空洞化と高失業率・低所得化 ・消費の習熟 消費者のプロ化と流通・小売の素人化 ・消費することの意味の変遷 ・インターネットの普及による消費・流通構造の変化(「業」から「機能」へ) |
3. | マーケットという視点 ・マーケット=ターゲット×オケージョン ・ターゲットの持つさまざまなオケージョンとニーズ・ウォンツ |
4. | P(product)/M(market)マトリックス ・マーケットチャンスと競争 ・商品配置とマーケットのバランス 重複、偏り、ブランク |
5. | 戦略のバリエーションと戦略策定のための手法 ・戦略パターン ・戦略策定手法 |
6. | 商品の「価値」 意味・効用 ・商品の3つの「価値」と商品の持つさまざまな意味・効用 |
7. | 商品購入実験1 |
8. | 商品購入実験2 |
9. | ケーススタディのやり方 ・問題意識とテーマの設定方法 ・仮説の設定と検証する上での論理の組み立て方 |
10. | ケーススタディのやり方 ・目的に応じたデータ・資料の加工方法と使い方 ・データ・資料を用いた論証の方法 |
11. | ケーススタディのまとめ方 ・ケーススタディの整理の仕方 論理の整理 ・レポートの書き方 ビジュアル化 |
12. | 商品構成1 ・商品構成の分析 |
13. | 商品構成2 ・商品構成の設計 |
14. | ケーススタディレポートの評価と解説 ・テーマ設定、シナリオづくり ・仮説・論理の組み立て方 ・データ・資料の加工方法と使い方 ・問題意識とレポートの構成、表現方法 |
15. | PL法,消費者契約法とクーリングオフ ・消費者保護に関する法律,消費者の権利 ・悪徳商法のバリエーション ・クーリングオフの手続き ・賢い消費者になるために |
・ | 授業終了後、講師室にて |