L0855200

高度情報演習2A

Advanced Exercise on Computer and Information Science2A

開講部

工学部

開講学科

情報工学科

開講学年

3年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

演習
教授大関和夫この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

座学で学んだことを実際の課題に応用して、学んだ知識を知恵に昇華させることが本演習の目的である。一つの知識だけで演習課題を解くことは難しい。周辺のさまざまな知識や技術を取得することや、グループ内での議論が必要であり、そこには更に学ばなければならない課題が浮かび上がる。課題の発掘とその課題の学習、その繰り返しの中で学ぶことの楽しさや学問の広がりを実体験し、スキルを高めることを期待している。
各演習課題は、3つの班に分かれて5回(5週)で1課題を行い、順に3課題を履修する。いずれの演習課題も学生自身が自ら進んで取り組む態度が要求される。

大関・平川・杉山(徳永)担当

達成目標

1.■大関担当「画像処理−画像の構造や合成、FacrTool、圧縮について学ぶ−」
■平川担当「ネットワークプログラミングの基礎について学ぶ」
■杉山(徳永)担当「音・音声情報処理について学ぶ」

授業計画

1.大関・平川・杉山(徳永)担当
演習1:
■初回「演習の概要説明と班分け」(3班、各5回)
演習の課題:
■大関担当 「画像処理技術について学ぶ。」
演習の概要: ディジタルメディア処理、パターン認識、CGの分野から特定課題定め、詳細なアルゴリズムのプログラム開発を行う。2006年度は以下の課題を行う。
演習の概要: 数式に基づいて多様な形状が生成されるフラクタル画像を用い、形状の変化、着色の違いなどの実験を行なう。セルオートマトンの生成を行う。FaceToolを使用した、顔画像合成実験、DCTを用いた、画像圧縮実験。
■平川担当
演習概要: 「ネットワークプログラミングの基礎について学ぶ」
演習の課題:1)C++プログラミング、WindowsAPI。2)ホーメページ閲覧プログラム3)FTPプログラム 4)メーリングプログラム
■杉山(徳永)担当「自然言語・画像・音声処理の応用基礎を学ぶ」
演習の概要: 情報媒体の一つである「音」情報を取り上げ、様々な側面から情報処理学会の仕組みを学ぶとともに、より高度な情報処理に関わるリテラシーの向上を図ることを目的にシテイル。
演習の課題: 1)音の性質、2)音波形の観測、3)自分の音声を録音、4)自分の音の分析、 5)自分の音声の分析(続き)
2.■大関担当「画像処理−画像の構造や合成、FacrTool、圧縮について学ぶ−」
演習1:フラクタル画像の生成と、形状の考察
3.演習2:セルオートマトンの生成、1次元、2次元
4.演習3:FaceToolによる顔画像合成と形状変化の実験
5.演習4:静止画像のDCTのプログラミングとレート歪み特性の評価、
6.■平川担当「ネットワークプログラミングの基礎について学ぶ」
7.演習1:C++プログラミング、WindowsAPI
8.演習2:ホーメページ閲覧プログラム
9.演習3:FTPプログラム
10.演習4:メーリングプログラム
11.■杉山(徳永)担当「音・音声情報処理について学ぶ」
音と波形
12.演習1音の性質について講義形式で学習。
13.演習2:音の信号処理について与えられた例題で演習する。
14.演習3:自分の音声(5母音)を録音し、PCに取り込む。自分の音声の分析を行う。
15.演習4:自分の音声の分析の続きおよびまとめ。

評価方法と基準

出席と提出されたレポートの採点によって評価する。

教科書・参考書

テキストや資料が配布される。

履修前の準備

演習テーマ、課題に関連した科目を履修していることが望ましい。

ディジタルメディア処理1、2
音響・音声処理工学

オフィスアワー

月曜16:10ー17:00(大関,杉山)

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Mar 28 07:50:16 JST 2013