L0305800

データベース

Database Systems

開講部

工学部

開講学科

情報工学科

開講学年

3年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義
准教授木村昌臣この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

情報化社会で重要な役割を果たしているデータベースについて学ぶ。特に、リレーショナルデータベースを中心に、その基本概念、データモデリング、設計理論、問合せ処理、障害回復、運用管理、応用など多岐なトピックスを学ぶ。
(1)データベースの基礎知識を学習
(2)講義形式で教科書とレジメを使用して説明
・ 当日レジメをTAから配布し、レジメを利用して説明
・ 講義に関連する資料は、随時TAから配布し、質問など随時メイルでも

達成目標

1.データモデリングのひとつとして、適切なER図を書くことができる
2.テーブルを正規化することができる
3.SQLを理解し、SQLを使った問い合わせを行うことができる
4.ファイル編成法、質問処理の最適化、トランザクションなどデータベースの重要な概念を理解する

授業計画

1.データベースとは何か
2.リレーショナルデータモデル
・ER図
3.データ操作言語とリレーショナル代数
4.データモデル演習及びリレーショナルデータベースの設計理論(1)
・第一正規形
・多値従属性・関数従属性
5.リレーショナルデータベースの設計理論(2)
・第二正規形
・第三正規形
・情報無損失分解
6.データベース言語SQL
7.データベース言語演習(1)
8.データベース言語演習(2)
9.DBMSのアーキテクチャと機能
10.ファイルのアクセス法と編成法
・ISAM
・B+木
・HASH法
11.リレーショナルDBMSの問合せ処理最適化
・質問処理とそのコスト
・入れ子ループ法
・ソートマージ法
12.トランザクションと障害回復
・トランザクション
・ACID特性
・ログ法
・障害時回復
13.データベース構造演習
14.トランザクションの同時実行制御・データベース運用演習
・スケジュールの直列化可能性
・ロック法
・デッドロック
15.期末テスト

評価方法と基準

期末テスト
・教科書・ノート持込不可

教科書・参考書

適宜指示する。
参考書:
「リレーショナルデータベース入門」 増永良文著 サイエンス社出版

履修前の準備

離散数学、データ構造とアルゴリズム1および2、基礎情報演習1Aおよび2A

オフィスアワー

授業終了後、研究室(13-O-32)にて

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Mar 28 07:50:21 JST 2013