L0932900

システムプログラミング

System Programming

開講部

工学部

開講学科

情報工学科

開講学年

3年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義
講師青木義満

授業の概要

Unixのシステムコールを用いたプログラミング、スクリプト言語を用いたプログラミングなど,高度なプログラミング概念及びスキルを身につけるための講義・演習を行なう。オペレーティングシステムの講義において学習済みであり,OSの基本機能をユーザに提供するシステムコール,プログラミングを効率化させるためのスクリプト言語について,詳細を学習する。

達成目標

1.(1)スクリプト言語を用いたプログラミングができるようになる。
2.(2)システムコールの概念を理解し、それを用いたプログラムができるようになる。
3.(3)プロセス生成やプロセス間通信などをおこなうプログラムをかけるようになる。
4.上記を通して、OSの基本機能をユーザに提供するシステムコール,プログラミングを効率化させるためのスクリプト言語に関する理解を深め、基本技能を習得する。

授業計画

1.イントロダクション
 システムプログラミングとは?
2.Unix/Linuxの概要
  ・マルチプロセス、マルチユーザ、ファイルシステム、アーキテクチャ
3.開発効率を向上させるプログラミング環境(1)
  ・分割コンパイル、ライブラリ作成
4.開発効率を向上させるプログラミング環境(2)
  ・makeコマンド
5.コマンドから見るシェル機能の理解
 ・パイプ、リダイレクト 等
6.シェルスクリプト・プログラミング(1)
 ・シェルスクリプトの概要、構文
7.シェルスクリプト・プログラミング(2)
 ・シェルスクリプトの活用事例、演習
8.ネットワーク・プログラミング(その1)
システム・プログラミング(1)
 ・概要説明、プロセスの概要
9.システム・プログラミング(2)
 ・プロセスを用いたパイプ、シェル機能の実現
10.システム・プログラミング(3)
 ・シグナル制御
11.システムコールを用いたネットワーク・プログラミング(1)
・パイプを用いたプロセス間通信
12.システムコールを用いたネットワーク・プログラミング(2)
・ソケットを用いたプロセス間通信
13.システムコールを用いたネットワーク・プログラミング(3)
・非同期通信
14.まとめ
15.期末試験

評価方法と基準

期末試験、レポート

教科書・参考書

適宜指示する

履修前の準備

プログラミング入門1および2、データ構造とアルゴリズム1,2、オペレーティングシステム

オフィスアワー

火曜日講義前後

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Mar 28 07:50:22 JST 2013